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ロータス・カルテット(弦楽四重奏)Lotus Quartet, Stuttgart
 
小林 幸子(ヴァイオリン)/スヴァンティエ・タウシャー(ヴァイオリン)/山碕 智子(ヴィオラ)/齋藤 千尋(チェロ)

1992年結成。1993年 大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位入賞。
1995年 ドイツ・シュトゥットガルト音楽芸術大学に入学。メロス弦楽四重奏団に師事。
すでに日本国内での活躍が約束されていた若い音楽家たちが、そのキャリアを断ち切って、弦楽四重奏の世界を極めるべく、そろってドイツに留学してしまったことは過去に例がなく、大きな注目を浴びた。

メロスは勿論のこと、アマデウス弦楽四重奏団やラ・サール弦楽四重奏団など、二十世紀を代表する名カルテットからの厚い指導と信頼を一身に受けたロータス・カルテットは次第に本場ヨーロッパで頭角を現し、難関ロンドン国際弦楽四重奏コンクールでメニューイン特別賞、パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールで第3位特別賞、さらにドイツBDI音楽コンクール弦楽四重奏部門で第1位を受賞。これを機に、ワーナー・テルデックと録音契約を結び、CDを世界にリリースするなど、以後今日までシュトゥットガルトを拠点に極めて充実した演奏活動を展開。2005年からはロータスと同じく、メロスやアマデウス、ラ・サールに学んだマティアス・ノインドルフがロータス・カルテットの第2ヴァイオリン奏者として加入し、アマデウスやメロスの伝統を全く正統に継承して活動を続ける貴重な弦楽四重奏団として、本場ドイツにおいて安定した評価を得る成熟した弦楽四重奏団に成長した。

2006年にはシューマン没後150周年記念『シューマン:弦楽四重奏曲全曲演奏会』を東京と関西で開催。同時期にリリースされた『シューマン:弦楽四重奏曲全集』CDが平成18年度 文化庁芸術祭 優秀賞受賞。2008年には10公演に及ぶ日本縦断ツアー、2010年シューマン生誕100周年に際しては札幌コンサートホールと名古屋 宗次ホールからの招きにより 『シューマン:弦楽四重奏曲全曲演奏会』を行う。2012年には結成20周年記念日本ツアーを挙行。特に大阪では、国際的活動への出発点となったいずみホールにおいて、ゲストにセバスティアン・マンツ(クラリネット)を迎え、オール・ブラームス・プログラムによる結成20周年記念演奏会を開催。その模様はNHK-TV及びFMにおいて放送されたほか、同時期に発売された『ブラームス:弦楽四重奏曲op.51-1&2』『シューベルト:弦楽五重奏曲(チェロ:ペーター・ブック)&ウェーベルン:作品集』が いずれも『レコード芸術』誌で『特選盤』に選ばれるなど各新聞・雑誌において激賞された。2017年には横浜でベートーヴェン全曲ツィクルスを行い、2018年には東京・名古屋・神戸でのベートーヴェン後期作品全曲ツィクルス(3公演×3都市)、東京・京都・広島でのシューマン全曲演奏会を含む16公演の日本ツアーを17日間で完結した。

2022年にはマティアス・ノインドルフの引退に伴い、ライナー・シュミット(ハーゲンQ)ペーター・ブック(メロスQ)に学んだスヴァンティエ・タウシャーが新たに加わることになり、ドイツ弦楽四重奏の伝統は引き継がれることとなった。 ロータス・カルテットは日本発祥ながらドイツを本拠とする国際的な常設弦楽四重奏団として、すでに30年以上のキャリアを誇り、今やドイツにおける弦楽四重奏の伝統的精神を受け継ぐ稀有な存在である。

(2022年8月現在)



※ロータス・カルテットの英語表記はCDなどでの表記に合わせてLotus String Quartet としており、今回のツアーでの公演タイトルも従来通りの表記を使っておりましたが、この度、ロータス・カルテットは英語表記をドイツ語表記や日本語表記と共通する、Lotus Quartet に変更・統一することになりました。



 
 


〈2022年 第2ヴァイオリン奏者として新加入〉

スヴァンティエ・タウシャー(ヴァイオリン)

スヴァンティエ・タウシャーは「豊かな表現力と朗々とした響きで魅了する」(フライブルク新聞)ドイツ若手ヴァイオリン奏者の一人である。

室内楽への高い親和性を持ち,才能溢れるヴァイオリニストであるタウシャーは、これまでにザルツブルク・モーツァルテウム財団のほか、パレルモ音楽祭、パイエルバッハ音楽祭といった数々の音楽祭に招かれて演奏してきた。2014年以降はデュオ・マルカント(ヴァイオリンとギター)としても幅広く演奏活動を行っている。2021年にデュオのデビュー・アルバムとなる《夢のあとに》が、著名レーベル、ヘンスラー・クラシックからリリースされた。2022年には新メンバーとしてロータス・カルテットに加わっている。

シュトゥットガルト出身でソリストとしては、弱冠14歳にしてシュトゥットガルトのリーダーハレでデビューを果たした。数々のコンクールで受賞歴を持つが、中でもミュンスター市クラシック賞受賞に際して、ケルンWDR交響楽団との共演が西部ドイツ放送(WDR)でライブ放映されるというチャンスを掴んだ。
現在はフライブルク・フィルハーモニー管弦楽団 第1コンサートマスターを務めており、シュトゥットガルトSWR交響楽団アシスタント第1コンサートマスター、チロル交響楽団、フィルハーモニー・ザルツブルク等のコンサートマスターを歴任。
シュトゥットガルト音楽大学、ザルツブルク・モーツァルテウム大学、英国王立音楽院に学び、ライナー・シュミット、ペーター・ブック等に師事している。

 

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ロータス・カルテット NEWS

ディスコグラフィー

シューマン:弦楽四重奏曲 全曲 CD評

ベートーヴェン:ラズモフスキー(全3曲) CD評

ブラームス:弦楽四重奏曲 作品51 CD評

シューベルト:弦楽五重奏曲 CD評

ハイドン:「ヴェネツィアの競艇」「五度」
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 ヘ長調 Hess 34 CD評


R.シュトラウス/ヴェルディ/ロッシーニ:弦楽四重奏曲 CD評

ロータス・カルテット&ミハル・カニュカ(チェロ)
シューベルト:弦楽四重奏曲 第15番、
アルペジョーネ・ソナタ(ソロ・チェロ&弦楽四重奏版)CD評


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コンサートレヴュー

新聞・雑誌 掲載記事


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'23. 2/22(水) 東京文化会館 小ホール
ロータス・カルテット 結成30周年記念コンサート




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