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三輪 郁(ピアノ)Iku Miwa (Piano)
     
 
"Iku Miwa plays Mozart"
from TV Program,
interview
"Iku Miwa plays Mozart"
from TV Program 1

 
           
"Iku Miwa plays Mozart"
from TV Program 2

"Iku Miwa plays Mozart"
from TV Program 3

           

 今、もっともウィーンの薫りを伝え得ると思われる日本人ピアニスト 三輪 郁はウィーン・フィルの首席奏者たちから大きな信頼を得ており、コンサートマスターのライナー・キュッヒル、ライナー・ホーネック、フォルクハルト・シュトイデ、首席フルーティストのヴォルフガング・シュルツ、更にホーネックと首席チェリストのフランツ・バルトロメイ、首席クラリネットのエルンスト・オッテンザマーによる“ウィーン・ゾリステン・トリオ”等と度々共演。 
さらにエマニュエル・パユ(フルート)、ラデク・バボラク(ホルン)、オーボエ奏者で指揮者でもあるハンスイョルク・シェレンベルガー、プラジャーク・クヮルテット、ミハル・カニュカ(チェロ)、セバスティアン・マンツ(クラリネット)などと共演している。

 代々音楽家の家系に生まれ、優れた音楽環境の中で育った三輪 郁は、幼少期からピアノに親しみ、三浦みどり、大島久子、ハンス・グラーフ、ヴォルフガング・ヴァッツィンガー、ハインツ・メディモレックらに師事している。桐朋女子高等学校を経て、ウィーン国立音楽大学及び大学院に学んだ三輪 郁は満場一致の最優秀で修了し、オーストリア政府から表彰された。
  その後はイタリアのフィナーレ・リグレにおける“パルマ・ドーロ”国際コンクールにおいて審査員全員一致で第一位に選ばれたほか、ドイツ・ドルトムント国際シューベルトコンクールや浜松国際ピアノコンクールなどでも入賞している。

 これを契機にウィーンを拠点とした演奏活動が本格化する。ウィーン楽友協会・ブラームスザールやウィーン・コンツェルトハウスでのコンサートのほか、ドルトムント・フィル、メクレンベルク・シュターツカペレ・シュヴェーリン、ドイツ・ハレ歌劇場管弦楽団、ノルウェー放送交響楽団、オールボー交響楽団、セヴィリア王立交響楽団、ニース交響楽団、ソフィア・フィル、北京交響楽団、広州交響楽団などと共演しており、日本でも新日本フィル、東京フィル、東京シティフィル、東京都交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、関西フィル、札幌交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィル、セントラル愛知交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、紀尾井シンフォニエッタ東京などと、ソリストとして共演する他、NHK交響楽団や新日本フィルなど日本のオーケストラのコンサートマスター、首席奏者たちとの室内楽コンサートでの数多くの共演を通じての音楽的信頼も厚い。
特にウィーンフィル第一コンサートマスター フォルクハルト・シュトイデとは長年デュオを組んでおり、2021年広島交響楽団定期演奏会にも招かれて共演した。

 東京においては2003年から2006年まで、ウィーン時代のモーツァルトに焦点をあてたコンサートシリーズ『4254日の奇蹟〜ウィーンのモーツァルト』を企画開催し、大きな注目を集めた。ピアノのためのソロ作品のみならず、オペラや管弦楽作品のピアノ版演奏、更にピアノ協奏曲を含む5公演はウィーンの空気をふんだんに吹き込むような演奏で魅了して高い評価を得た。その一方で、テレビ番組化されたドラマ『のだめカンタービレ』(フジテレビ)をはじめ『のだめ』関連のピアノ音楽監修や落語家 春風亭小朝とのコラボレーション、さらにエッセイを出版するなどその活動は多彩を極めている。
 三輪 郁の演奏は放送、CDなどでも聴くことができるが、最近では特に『バルトーク:ピアノ作品集』《Miwa Iku-Schubert》(販売元:キング・インターナショナル、発売元:風樂)《Mozartiana/Iku Miwa》(制作:オクタヴィア・レコード)がシリーズ化されており、それぞれ『レコード芸術』誌『特選盤』『準特選盤』に選ばれるなど好評を博している。

 ソリストとして、室内楽奏者として、ウィーンの演奏様式を伝承する魅力溢れる音楽家 三輪 郁は古典から現代における幅広いレパートリーを持つピアニストとして、今後一層の活躍が多いに期待されている。
 現在、山形大学教授、桐朋学園大学講師。
 
(2021年8月現在)

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'22. 5/26(木)
KCM Concert at The Phoenix Hall, Osaka
The 25th Anniversary Series by Kojima Concert Management
三輪 郁 シューマンを弾く
あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール


'22. 6/17(金)
三輪 郁 シューマンを弾く
Hakuju Hall


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三輪 郁 主要コンチェルト・レパートリー

春風亭小朝 & 三輪 郁

三輪 郁 公式ファンサイト



【企画案】コンサート&トーク コンサート

1. 三輪 郁のウィーン探訪(仮称)
10代からウィーンで育まれた三輪 郁の音楽。長期プロジェクトでも取り上げたモーツァルトをはじめとして、ウィーンゆかりの作曲家の作品。ピアノ作品に限らずオーケストラ作品なども含めて演奏。ウィーンの街や作曲家たち関わるエピソードなども交えた軽妙なお話とともに。

2. 三輪 郁 モーツァルトとの旅(仮称)
『4254日の奇蹟〜ウィーンのモーツァルト』と題したコンサートシリーズを企画開催した三輪 郁。ピアノのためのソロ作品、協奏曲以外にもオペラや管弦楽作品のピアノ版にまで及ぶ選曲で大いに注目と賞賛を集めた演奏とトークでモーツァルトの魅力にわかりやすく迫るひととき。

3. ピアノが奏でる『子供の夢』そして『のだめカンタービレ』より…etc.
シューマンの『子供の情景』『ユーゲントアルバム』、ピアノを学ぶ人なら誰もが親しむブルグミュラーの珠玉の小品。また、人気を博した『のだめカンタービレ』のピアノ音楽監修を三輪 郁ならではのお話と演奏。落語家 春風亭小朝とのコラボレーションでも好評を博した軽妙洒脱なおしゃべりコンサート。


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