1928年 チェコ・プラハに生まれる。プラハ音楽アカデミーでカレル・アンチェル(元 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督)に学び、卒業と同時にプラハ交響楽団(FOK)を指揮してデビュー。さらに ジョージ・セル(元 クリーヴランド管弦楽団音楽監督)にも師事して研鑽を積む。
1958年 フランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した後、ブルノ国立フィルの常任指揮者に就任。1963年からはピルゼン放送交響楽団首席指揮者も務めた。1960年以後はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団 常時客演指揮者としてしばしば同楽団を指揮して、プラハの春国際音楽祭でも欠かせない存在となり、1966年からはドレスデン国立歌劇場管弦楽団及びセンパーオパー音楽監督も務めていたが、1968年
ソ連軍と東欧共産主義諸国軍によって構成されるワルシャワ条約機構軍がチェコスロヴァキアに侵攻した「プラハの春」事件を契機に祖国を離れてオーストリアに移住し、オーストリアの市民権を得た。1975年にノルウェー国立歌劇場音楽監督、1979年にはボン歌劇場音楽監督にそれぞれ就任。1989年のビロード革命後は再び、ドレスデン国立歌劇場、プラハ国立歌劇場、チェコ・フィル、スロヴァキア・フィルを含む、旧東欧圏の主要歌劇場やオーケストラへの客演が再開され、1992年にはプラハ交響楽団首席指揮者に迎えられている。
トゥルノフスキーは今日まで世界各国で多忙な演奏活動を展開しており、ニューヨーク・フィル、ロンドン交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、ウィーン交響楽団、バイエルン放送交響楽団、バンベルク交響楽団、トロント交響楽団、セントルイス交響楽団、シアトル交響楽団、ロイヤル・リヴァプールフィル、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団など欧米各国のトップ・オーケストラやベルリン・ドイツ・オペラ、シュトゥットガルト州立歌劇場、ストックホルム王立歌劇場、トゥールーズ・キャピトル劇場、ウェールズ・ナショナル・オペラ、シンシナティ・オペラ、シアトル・オペラなどのプロダクションに登場するほか、プラハの春音楽祭やケルンテンの夏音楽祭でも要職を務めている。
日本では1970年代後半以後、東京都交響楽団、京都市交響楽団、日本フィル、大阪センチュリー交響楽団の指揮者として登場しているが、1998年 群馬交響楽団首席客演指揮者に就任。度々来日して高水準の演奏を展開している。
1999年にはオーストリア政府より、オーストリア学術芸術部門 勲一等十字勲章を叙勲。
(2008年12月現在)
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