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2005年 1/26
迫 昭嘉(ピアノ)
話題の大澤壽人
(おおざわ・ひさと)作品を弾く!
順次リリースされる『ベートーヴェン:ピアノソナタ全集』がことごとく各音楽誌で特選盤に推挙されるなど、ピアニストとしての充実した境地が高く評価される一方、安定した実力と幅広いレパートリーを誇る室内楽、さらに近年は指揮活動(しかも、オペラアリア・コンサートの指揮までも!)でも注目を得ている
『音楽家 迫 昭嘉』が目下NAXOSレーベルのCD
(詳しくは http://www.naxos.co.jp/8.557416J.html をご参照ください)
により、驚きの声をもって、大きな注目を集めている夭折の作曲家 大澤壽人(1907〜1953)の
ピアノ協奏曲 第3番 『神風協奏曲』(1938年作曲)
の関西初演(蘇演)を『関西フィルハーモニー管弦楽団 いずみホールシリーズ』で行います。(指揮=飯守泰次郎)
大澤は1930年代、アメリカで亡命直後のシェーンベルクに学び、1933年に日本人で初めてボストン交響楽団を指揮して自作を発表。さらにパリではナディア・ブーランジェ、ポール・デュカスに学び、ルーセル、イベールなどと交流をし、パドゥルー管弦楽団を指揮して自作を発表し、イベールが『彼は清新かつ感覚的な添付の才能を有している』と評するなど、絶賛を博しています。
ドビュッシー、ラヴェル、シェーンベルク、バルトーク、ストラヴィンスキー、プロコフィエフ、ヒンデミット、ガーシュウィンなど、当時最先端の作曲家達の技法を身につけた大澤の作品は当時の日本では考えられないほどの前衛的なものです。
  迫 昭嘉
   
   


関西フィルハーモニー管弦楽団 いずみホールシリーズ Vol.3
2月13日(日)15:00 いずみホール
指揮/飯守泰次郎 ピアノ/迫 昭嘉
大栗 裕/大阪俗謡による幻想曲
貴志康一/交響組曲「日本のスケッチ」全4曲
大澤壽人/ピアノ協奏曲 第3番 変イ長調「神風協奏曲」
入場料:S¥5,000 A¥3,500
問い合わせ:関西フィルハーモニー管弦楽団(06-6577-1381)

尚、迫 昭嘉は1月30日 岡山シンフォニーホールにおいて、ラフマニノフ、コルトー、シュナーベル、ホフマン、バックハウスなどの巨匠に学び、21歳年長のホロヴィッツとは生涯の親友という、名ピアニストルース・スレンチェンスカと指揮者として共演します。

最後の巨匠 ルース・スレンチェンスカ(ピアノ) 80歳記念 三大協奏曲コンサート
1月30日(日)15:00 岡山シンフォニーホール
指揮/迫 昭嘉 管弦楽/倉敷管弦楽団
リスト/ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
ショパン/ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 op.21
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 op.23
入場料:¥7,500/当日¥8,000(全自由)
問い合わせ:大阪アーティスト協会(06-6135-0503)

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