田辺良子(ヴァイオリン) 米国インディアナ大学音楽学部卒業、同大学大学院修士課程修了。高校在学中に渡米、シカゴ響、シカゴ・ポップス響、グランド・パーク響と共演。インディアナ大学演奏家資格試験に最高点で合格。学長表彰を受けて大学を卒業。大学院では大学音楽学部の助手として後進の指導にもあたる。 帰国後は神戸室内合奏団のコンサートマスターを10年間務める。関西フィル、大阪シンフォニカー(現 大阪響)とソリストとして共演の他、国内外でソロリサイタルを開催。 民音室内楽コンクール斎藤秀雄賞、バロックザール賞受賞。鷲見三郎、東儀祐二、江藤俊哉、J.ギンゴールド、R.パスキエの各氏に師事。 現在、相愛大学・大学院研究科教授、いずみシンフォニエッタ大阪メンバー。 大谷玲子(ヴァイオリン) 桐朋学園大学卒業、同研究科修了。ブリュッセル王立音楽院大学院を最優秀で卒業。東儀祐二、曽我部千恵子、原田幸一郎、小栗まち絵、江藤俊哉、I.オイストラフの各氏に師事。 日本音楽コンクール第1位、増沢賞。ヴィエニャフスキ国際コンクール最高位、エリザベート、ハノーファー、シベリウス等の主要な国際コンクールに入賞。Y.メニィーイン指揮シンフォニア・ヴァルソヴィア、オランダ室内管弦楽団等、日欧のオーケストラと多数共演。CD「イザイ:無伴奏ソナタ全6曲」、「Polonaise!」をリリース。D.オイストラフ(モスクワ)、ヴロンスキ(ワルシャワ)各国際コンクール審査員。サイトウ・キネン・オーケストラ、いずみシンフォニエッタ大阪メンバー。2023年はポーランド、2024年はイタリアの夏期音楽祭に招聘されている。相愛大学・大学院教授。京都市立芸術大学非常勤講師。 竹内晴夫(ヴィオラ) 桐朋学園大学にてヴィオラ をウィリアム.プリムローズ氏に師事。 東京フィルハーモニー交響楽団特別契約首席奏者を務めた後、渡独。 デトモルト音楽アカデミー、ケルン音楽大学に入学。ティボール.ヴァルガ、ライナー.モークの各氏にヴィオラ を師事する傍ら、ティボール.ヴァルガ室内オーケストラ、ゾーリンゲン市立管弦楽団、サンクト.ガレン市立歌劇場オーケストラ等で首席奏者を務める。 帰国後、サイトウキネンオーケストラ、ファウム.チェンバーオーケストラソウルのメンバー等の他、神戸市室内合奏団、日本センチュリー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団の特別契約首席奏者を歴任する。 いずみシンフォニエッタ大阪メンバー。相愛大学・大学院研究科非常勤講師。 芝内もゆる(ヴィオラ) 1997年大阪生まれ。4歳よりヴァイオリンを始め、全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位。松方ホール音楽奨励賞、タデウシュブロンスキ国際コンクール(ポーランド)特別奨励賞受賞。ヴィオラでは、プロジェクトQや小澤国際室内楽アカデミー奥志賀などに参加。NHK-FMリサイタルパッシオに出演。ザ・フェニックスホール等各所にてリサイタルを行う。 松本光世、工藤千博、小栗まち絵、大谷玲子、竹内晴夫の各氏に師事。相愛大学を特別奨学生として卒業後、同大学大学院修了。 現在、大阪フィルハーモニー交響楽団 首席ヴィオラ奏者。 斎藤建寛(チェロ) 桐朋学園大学卒業。スイス・ジュネーヴ音楽院修了。これまでにチェロを斎藤秀雄、井上頼豊、日比野忠孝、ギー・ファロー、アンジェイ・ジェリンスキの諸氏に師事。日演連賞、芸団協賞、東京国際音楽コンクール室内楽の部にて1位なしの第2位、大阪市より第3回“咲くやこの花賞”などを受賞。現在はソロ、合奏、室内楽の分野で演奏活動を展開し、これまでに海外ではスイス、ポーランド、ドイツの計8都市にてリサイタルを行なう。国内では「斎藤建寛リサイタルシリーズ全6回」をはじめ、「愛の音」「愛の音Part2 」「魂のソナタ」などのリサイタルを開催。相愛大学音楽学部・大学院教授を歴任。 現在、相愛大学名誉教授。日本チェロ協会評議委員。 上森祥平(チェロ) 日本音楽コンクール第1位入賞、併せて松下賞受賞。ベルリン芸術大学に留学、国家演奏家資格を取得し卒業。2005年〜2007年ドイツ3大Bチェロ作品全曲演奏会を成功させ、2008年よりバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開始。2017年からはJ.S.バッハ及びB.ブリテン無伴奏チェロ組曲全曲演奏会に拡大。毎年各方面から絶賛を受け開催中。NHK・BS・FM他出演多数。小林研一郎、下野竜也等各氏の指揮のもと主要オーケストラと共演。現在、相愛大学非常勤講師、京都市立芸術大学准教授。京都府文化賞奨励賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。