KCMチケットサービス(全国共通) 0570-00-8255/KCM Tokyo 03-5379-3733 (平日 10:00〜18:00/土 10:00〜15:00/日祝休業) | |||||||||||||||||||
本公演は予定通り開催致します。 皆様の御来場をお待ち申し上げております。 お知らせ クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 |
|||||||||||||||||||
“KCM
Concert at The Phoenix Hall, Osaka” 〜関西圏の最大拠点 梅田で展開する藝術音楽〜 |
|||||||||||||||||||
長年にわたってヨーロッパで活躍を続ける国際的ピアニスト | |||||||||||||||||||
原田 英代(ピアノ) | |||||||||||||||||||
“ドイツとロシアの響宴〜精神性と哀愁と〜” | |||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
◆ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110 ◆シューマン :ダヴィッド同盟舞曲集 op.6 ◆チャイコフスキー:組曲「四季」 op.37b より “1月 炉端にて” “2月 謝肉祭” “4月 松雪草” “6月舟歌” “8月収穫の歌” “10月 秋の歌” ◆ラフマニノフ :ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36 ドイツとロシア、二つの異なる音楽軸を持つ実力派ピアニスト 原田英代による渾身のプログラムをお届けします。特別な音の響きを生み出す「ロシア・ピアニズム」の伝統を受け継ぐ原田は、その魔法の響きを自在に操り、魂から“語る”音楽を生み出す達人と名高いピアニストです。前半はドイツ音楽から、ベートーヴェンとシューマンに焦点を当てます。1812年以降、経済的にも精神的にも行きづまりを感じていたベートーヴェンですが、その苦しみを乗り越え、作風は大きな変貌を遂げることとなります。インド哲学書『バガヴァッド・ギーター』の影響を受け、神への信愛から新たな書法で書かれた作品が生まれました。中でもこのピアノ・ソナタ第31番は、とりわけ“愛”に重きを置いた作品と言えるでしょう。シューマンの内面に潜む、明朗快活なフロレスタンと冷静沈着なオイゼビウスという相反する性格の二人を投影した作品が、『ダヴィッド同盟舞曲集』です。各曲の中に置かれた「F」(フロレスタン)と「E」(オイゼビウス)のサイン、つまり「動」と「静」の二面性こそがシューマンの特徴であり、複雑な人間の心理を表しています。執着心から離れ、異なる性格が同等に存在しながら統一性を保っています。 後半では、そのシューマンから多大な影響を受けたチャイコフスキーとラフマニノフをお聴きいただきます。チャイコフスキーは、音楽学理の教育原理は西欧のそれと同じであるべきであると主張し、普遍的な音楽芸術を目指し数々の作品を残しました。組曲『四季』は音楽雑誌からの依頼で作曲されましたが、ロシアの自然を歌い上げる嬉々とした作曲家の姿が浮かび上がります。創作に霊感を与えるのは“愛”であると語ったラフマニノフにとって、その“愛”とは神との関係にあるものでした。ラフマニノフが愛したロシア正教会では、人間は成長してやがては神に限りなく似ていくという“神化”をめざしましたが、神との一体化を望んだラフマニノフの姿がこのピアノ・ソナタ第2番に垣間見えます。1913年に初版が作曲され、1931年に改変されたこのソナタは、循環形式で全3楽章が統一された形で書かれています。第2版のコーダまで進んでいく推進力は凄まじく、感動の渦を巻き起こします。 2020年 3月24日(火)19:00開演(18:30開場) 会場:ザ・フェニックスホール |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
公演チラシ画像 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【映像・音源資料】 原田英代(ピアノ) ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 op.110 第1楽章 第2楽章 第3楽章 ↑クリックすると動画がご覧いただけます。 |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
|公演スケジュール一覧に戻る| |
|||||||||||||||||||