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<アドルフォ・バラビーノ CD紹介>


ショパン:夜想曲集第1集(Claudio Records/ASIN:B000FFJ7PO,EAN:5016198556927)
◆夜想曲第1番 変ロ短調 作品9の1
◆夜想曲第2番 変ホ長調 作品9の2
◆夜想曲第3番 ロ長調 作品9の3
◆夜想曲第4番 ヘ長調 作品15の1
◆夜想曲第5番 嬰ヘ長調 作品15の2
◆夜想曲第6番 ト短調 作品15の3
◆夜想曲第7番 嬰ハ短調 作品27の1
◆夜想曲第8番 変ニ長調 作品27の2
◆夜想曲第9番 ロ長調 作品32の1
◆夜想曲第10番 変イ長調 作品32の2

ニキタ・マガロフに学び優れたショパン弾きとして定評のあるアドルフォ・バラビーノの夜想曲第1集。
彼の独特のタッチは比類ないものであり、まるで音の一つ一つに命がやどっているかのようです。
有名な第2番でのベルベットのような音色は、本当にため息がでるほどです。



ショパン:夜想曲集第2集(Claudio Records/ASIN:B000FFJ7PY,EAN:5016198557023)
◆夜想曲第11番 ト短調 作品37の1
◆夜想曲第12番 ト長調 作品37の2
◆夜想曲第13番 ハ短調 作品48の1
◆夜想曲第14番 嬰ヘ短調 作品48の2
◆夜想曲第15番 ヘ短調 作品55の1、
◆夜想曲第16番 変ホ長調 作品55の2
◆夜想曲第17番 ロ長調 作品62の1
◆夜想曲第18番 ホ長調 作品62の2
◆夜想曲第19番 ホ短調 作品72の1
◆夜想曲第20番 嬰ハ短調 遺作

ショパンの後期の夜想曲は、静かな内面の対話と微妙な表現に満たされています。
そんな珠玉の作品から感情の変化を注意深く掬い上げ、絶妙なペダリングを施し、
夢のように美しい響きを生み出すバラビーノのピアノは、一度聴いただけでも強く魅了されるものです。
本当に美しいものを聴きたい人におすすめの一枚です。



ショパン:作品集(Claudio Records/ASIN:B00I5302RA,EAN:5016198558525)
◆ピアノ・ソナタ第2番「葬送」作品35
◆即興曲(全4曲)
◆舟歌 嬰ヘ長調 作品60

バラビーノの独特のタッチで紡ぎだす音色は繊細であり、かつ自然な揺らぎを有しています。
夜想曲の演奏も素晴らしかったのですが、こちらのピアノ・ソナタと即興曲、
そして舟歌は更に表情豊かであり、とりわけソナタでは、ショパンの激しい一面をも
感じることができるはずです。聴き終えた後、必ず心に何かが残ります。



ショパン:第4集 
◆ピアノ協奏曲第2番(リー・レイノルズ指揮/ロンドン交響楽団)
◆子守歌変ニ長調Op.57
◆マズルカOp.17-4 イ短調
◆マズルカOp.24-1 ト短調
◆マズルカOp.63-2 ヘ短調
◆マズルカOp.63-3 嬰ハ短調
◆マズルカOp.68-2 イ短調
◆マズルカOp.68-4 へ短調

日本にも何度か来日し、その美しく繊細な音色で聴衆を魅了してきたピアニスト、アドルフォ・バラビーノ。彼のショパンはビロードのような滑らかさと、深く沈み込むような音色が特徴ですが、今回はロンドン交響楽団とのショパンの協奏曲でその真価を問います。豪壮な第1番ではなく、柔和な第2番というのも彼らしい選曲であり、とりわけ第2楽章の叙情的で夢見るような音色は、他に類を見ないものです。第3楽章のポーランドの民族舞曲「クラコーヴィアク」の特徴的なリズムを際立たせた処理も素晴らしく、若きショパンの苦悩と情熱を見る思いがします。同時収録の子守歌とマズルカも、まさにバラビーノならではの選曲で、内省的な美しさが溢れています。

(紹介文は、いずれもナクソス・ジャパン社による)


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