中島慎子（ヴァイオリン）
大阪府立天王寺高等学校を経て桐朋学園大学を卒業。その後オランダに留学。日本音楽コンクール第２位。ストラディヴァリウスコンクール優勝。古楽器フォルテピアノやチェンバロ、ギター、コントラバス、バレリーナのマイヤ・プリセツカヤ、ツィンバロンバンドなど幅広いジャンルとの共演で活動を広げている。平成16年度大阪文化祭・文化祭賞受賞。「咲くやこの花賞」を受賞。ソリストとして数多くの指揮者、オーケストラとの共演ほか、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、水戸室内管弦楽団、また現代音楽を演奏するいずみシンフォニエッタ大阪に参加。京都市立芸術大学で後進の指導にもあたる。

加藤洋之（ピアノ）
東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学を首席で卒業。1990年にジュネーヴ国際音楽コンクール第3位入賞後、ブダペストとケルンで研鑽を積む。ブルガリア国立放送響、ブダペスト・フィル、ヘルシンボリ響、ハンガリー国立響、東京都響、日本フィルなど内外のオーケストラとの協演やヨーロッパ各地でソリスト、室内楽奏者として活発な演奏活動を続けている。 特にウィーン・フィル第1コンサートマスターのライナー・キュッヒル氏とは1999年の初共演以来、現在まで国内外にて数多くの公演を重ね、中でも2010年6月のウィーン・ムジークフェラインにおけるベートーヴェンの「ピアノとヴァイオリンのためのソナタ」全曲演奏会は絶賛を浴びた。