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岡本 麻子 新聞掲載記事 | ||||
日本経済新聞(夕刊) '08 1月8日 「メシアン」3位の凱旋コンサート ― 岡本麻子、大阪で来月29日 先月のメシアン国際ピアノコンクールで3位に入賞した大阪出身のピアニスト、岡本麻子(30)が2月29日、大阪市の大阪倶楽部で凱旋(がいせん)コンサートを開く。「舞踏への勧誘」と題しバルトーク、ヒナステラなどの6曲を予定。「大好きなメシアンの賞で入賞して自信がついた。ただ単に一生懸命弾くのではなく、1音1音響きを確かめながら作品それぞれの色彩感を出したい」と語る。 表現力を高めるうえで参考にしているのが、名ソプラノのマリア・カラス。「カラスの歌には情熱の中に気品がある。気持ちを込める時の間合いや呼吸法を研究し、私も情熱と気品を兼ね備えた奏者を目指したい」 http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news001921.html 毎日新聞(夕刊) '07 12月20日 メシアンコンクールで3位入賞のピアニスト 難解な現代曲 大変でした パリで2日開かれた国際ピアノコンクール「メシアンコンクール」で3位に入賞した話題の人。20世紀を代表する仏の作曲家、オリビエ・メシアンにちなんで数年おきに開催される、現代音楽で最も権威あるコンクールの一つだ。 大阪市出身の30歳。「メシアンの響きや色彩感が本当に好きだったからうれしい。でもこんなに大変なコンクールは初めて」と苦笑い。その理由は、メシアンをはじめ、5日に死去したシュトックハウゼン・リゲティら、難解な現代曲ばかりが課題曲に並んだから。 先月末の1次予選にエントリーした45人中、何と23人が棄権。2次予選に11人、本線に4人が進んだ。巨匠ブーレーズが指揮するオーケストラとメシアンの「異国の鳥たち」を演奏して、「良かったよとブーレーズに声をかけてもらったのが何よりも幸せでした」。 3歳でピアノを始め、11歳で師事した故井上直幸に「心で弾くこと」の大切さを教わった。高校卒業後、ドイツで8年間学び、現在京都市立芸大で指導する。 18歳の時、武満徹のピアノ曲で初めて現代音楽に触れた。「最初は不協和音を受け付けなくて。2、3年弾くうちに浄化されて『きれい』と思うようになった」と振り返る。 08年はメシアン生誕100年。「“メシアン弾き”になりたい。でもコンクールの反動か、今は無性にベートーベンが弾きたいんですよ」。関西から羽ばたく才能に注目したい。 2月29日、淀屋橋・大阪倶楽部でリサイタル。 コジマ・コンサートマネジメント(06・6241・8255)。 (出水奈美) |
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