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岡本麻子(ピアノ)Mako Okamoto (Piano) | ||||
桐朋女子高等学校音楽部ピアノ科卒業。竹内啓子、故井上直幸の各氏に師事。その後ドイツに渡り、フライブルグ州立音楽大学、同大学院、ケルン音楽大学演奏家資格コースを最優秀で修了。その間、ミシェル・ベロフ、ディーナ・ヨッフェ、パーヴェル・ギリロフの各氏のもとで研鑚を積む。 1999年エピナール国際ピアノコンクール第1位、2001年ケルン・ショパン国際ピアノコンクール第1位、同年ロン・ティボー国際音楽コンクール第6位、2003年エリザベート王妃国際音楽コンクールにてファイナリスト・ディプロム賞など、世界の主要国際コンクールにて数々の賞を受賞。また、日本国内においても、1996年堺国際ピアノコンクール最年少第1位、2004年東京音楽コンクール第1位、2006年には高松国際ピアノコンクール第6位に入賞するなどしている。フランスの現代音楽作曲家、メシアンの作品の演奏においては特に高く評価されており、2007年にはパリで開催されたメシアン国際現代音楽ピアノコンクールにて第3位に入賞、併せて「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」のベスト賞を受賞し、ガラ・コンサートにてファイナリストの中からただ一人抜擢され、難曲である「異国の鳥たち」をピエール・ブーレーズ指揮、アンサンブル・アンテルコンテンポランと再共演し大絶賛された。 2008年には、メシアン生誕100周年記念として、「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」全曲リサイタルを東京、大阪と開催、大成功を収めた。これまでに、仙台フィルハーモニー、日本フィルハーモニー、アンサンブル神戸、大阪フィルハーモニー、大阪交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、韓国・仁川フィルハーモニー、ロレーヌ・フィルハーモニー、フランス国立放送管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団等のオーケストラと共演。また、梅田俊明、西本智実、寺岡清高、阪哲朗、カルロス・カルマー、ジャック・ラコンブ、ギルバート・バルガ氏等の指揮者と共演。軽井沢八月祭、咲くやこの花賞芸術祭、韓国・光州芸術祭、ドイツのピアノ・フェスト・イン・マイセン、コブレンツ・サマークラッシックスフェスティバル等の音楽祭に出演。パリのサル・コルトー、サル・ガヴォー、サル・プレイエル、ブリュッセルのパレ・デ・ボザール、オペラハウスモネ劇場等の世界の主要なホールで演奏し、日本においても、各地でソロリサイタルの他、世界的な演奏家との共演など、室内楽の演奏会も意欲的に行っている。 また、NHK−FM「名曲リサイタル」「リサイタル・ノヴァ」やスカイパーフェクトTV「今週のピアニスト」、BS 朝日「ドッキリハッキリ!クラシックです」などの番組に出演。 2005年10月には、ドイツのブレーメンにてCD「ドビュッシー練習曲集」(発売元:Salycus)を録音し、ドイツのラジオで放送されるなどヨーロッパの専門誌にて5つ星の高評価を獲得している(magazin.klassik.com)。日本では、2011年12月にソロCDアルバム「Visionari Pianism~幻想的ピアニズム」(Arche Music Studio)を初リリース。現在は数々のコンクールで審査員を務める他、京都市立芸術大学非常勤講師、大阪教育大学芸術専攻准教授として後進の指導も行っている。 |トップページ | |
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