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山碕 智子 新聞・雑誌掲載記事 | ||||
音楽の友 '22. 6月号 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 '22. 4月22日 日本経済新聞 夕刊 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 ぶらあぼ '17. 9月号 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 ぶらあぼ '16. 12月号 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 ぶらあぼ '16. 12月号 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 '16. 2月3日 毎日新聞 夕刊 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 '16. 2月1日関西音楽新聞 ↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。 音楽の友 '09. 12月号 Concert Reviews 山碕智子va & 右近恭子p 精緻で音の姿に品格のあるヴィオラを聴きながら、ときどき大きく眼を見開いて、目の前で演奏されていることを確かめないではいられなかった。それほど、稀にみる優れた才能による、稀に聴く充実の演奏だ。メンデルスゾーン「ヴィオラ・ソナタ」ハ短調での山碕智子のヴィオラは、力みのない取り組みと端正な仕上げ。居住まいの正しさは作曲家の楽風に相応しく、一気に会場全体を集中へと引き込む。右近恭子のピアノも呼吸感に富み、歌が活き活きと光る。第1曲から見事。ヒンデミット「ヴィオラ・ソナタ」ヘ長調は、構えが大きく浪漫の振幅もまた大きい。着実と奔放を兼備。同じヒンデミットの「無伴奏ヴィオラ・ソナタ」では「ドスの利いた音」「楽器が鳴りきった音」の説得力で、全体を眺めた権威力が冴えわたる。シューマン《おとぎの絵本》での円滑な技巧と闊達な運びは「音の語り部」。この名手の演奏には聴く者を惹きつけて放さない磁力がある。 10月23日・大阪倶楽部 (響 敏也) 音楽の友 '08. 9月号 Concert Reviews “ヴィオラが奏でる〜ドイツ・ロマンティシズム” 山碕 智子 Va 右近 恭子 Pf 山碕智子は、ロータス弦楽四重奏団の主要メンバーとして、デュッセルドルフ(独)(誤記/正しくはシュトゥットガルト)を本拠に活躍中。そのため、日本での個人リサイタルは、12年ぶりという。 彼女のヴィオラは、低音を凄味で聴かせる種類ではない。むしろ、クリアで明るい音色。第1曲のブラームスの「ヴィオラ・ソナタ」第1番ヘ短調は、短調作品だが、余計な思い入れはなく、原曲のクラリネット・ソナタを聴き慣れた耳には、やや、あっさりの感。 ブルッフの「ロマンス」は、充分に甘く、よく歌った。 再びブラームスに帰って、「ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調」。長調作品なのに、第1番より暗く、深く感じられるのは、やはりブラームスの書法の熟達のせいだろうか。全3楽章の構成感や、多彩な色彩感もふんだんにあり、ブラームスによって、山碕自身の10年間の進化が示される結果となった。ピアノは右近恭子。 7月10日・大阪倶楽部 (日下部 吉彦) |プロフィール|アーティストニュース|トップページ| |
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