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（パシフィック・コンサート・マネジメントとの共同企画）
ドイツ・シュトゥットガルトを拠点に国際的な活動を開始して、すでに10周年を迎えるロータス・カルテット。
目下、国際的に恒常的な活動を行っている日本人弦楽四重奏団（しかも、全員女性！）としては、おそらく唯一の存在である彼女達は、本年3月 恩師であるメロス弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者ウィルヘルム・メルヒャー氏の急逝に伴い実質活動停止となった、メロス弦楽四重奏団に代わって、ヨーロッパ各地で予定されていたコンサートに数多く登場している。ドイツを代表するカルテットであった『メロス』の文字通り後継者としての役目を務めていると言っても過言ではないだろう。
さて、そのように多忙な演奏活動を展開している、ロータス・カルテットが2006年 久しぶりに日本に登場する。彼女たちは、2003年に大阪 いずみホール主催公演で『シューマン：弦楽四重奏曲全曲演奏会』を行い、絶賛を博し、加えて同時期にレコーディング・セッション（現時点では未発表）も行っている。シューマンの3曲の弦楽四重奏曲は彼女達にとって、かけがえのない重要なレパートリーとなっているが、2006年 ロベルト・シューマン没後150周年記念『シューマン・プロジェクト』を開催する神戸新聞松方ホールで再度全曲を披露する。
その他、東京をはじめとする日本各地での演奏会を現在企画調整中です。
【ロータス・カルテット 2006年 日本公演 予定プログラム】（2005年 5月現在）
Program A
ハイドン：弦楽四重奏曲 ヘ長調 op.77-2 Hob.III-82 『雲が行くまで待とう』
ウェーベルン：弦楽四重奏曲 （1905）
シューベルト：弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 『ロザムンデ』
Program B
ハイドン： 弦楽四重奏曲 ニ長調 op.50-6 Hob.III-49 『蛙』
モーツァルト：弦楽四重奏曲 変ホ長調 K.428
メンデルスゾーン：弦楽四重奏曲 第３番 ニ長調 op.44-1
Program C 【R.Schumann: Drei Streichquartette】
シューマン：弦楽四重奏曲 第１番 イ短調 op.41-1
弦楽四重奏曲 第２番 ヘ長調 op.41-2
弦楽四重奏曲 第３番 イ長調 op.41-3
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