漆原朝子が2002年 6月 シューマンが晩年に残した傑作、3つのヴァイオリンと3つのロマンスを一挙に取り上げる画期的なコンサート&ライヴ・レコーディングを行い『作品の再評価を大きく促す名演』などと各方面より絶賛を博しましたことは、ご存知の方々も多いことと存じますが、漆原朝子のシューマンとのかかわりはそれに限らず、それ以前には仙台フィル定期や群響定期で、やはり晩年の傑作である チェロ協奏曲 イ短調のヴァイオリン版(作曲者本人がヴァイオリンでも演奏できるように編曲している)という、取り上げられることが極めて少ない作品を手がけて、大好評を博しております。
その漆原がシューマンの没後150周年である2006年秋 神戸で、作曲されてから80年以上後に発見され、1937年に出版・初演された最期の作品である『ヴァイオリン協奏曲 ニ短調』を遂に手がける予定です。
(詳細はプランが固まりました段階で改めて発表させていただきます)
漆原朝子の協奏曲レパートリー・リスト
漆原朝子 最近の公演より
11月21日(日) 東京芸術劇場 日本フィル チャイコフスキー:協奏曲
11月27日(土) 鹿児島市民文化ホール 大阪フィル ベートーヴェン:協奏曲
11月30日(火) 所沢ミューズ(漆原啓子とのヴァイオリン・デュオ)
12月 2日(木) 京都コンサートホール 大阪センチュリー響 ベートーヴェン:協奏曲
12月 3日(金) イシハラホール (イシハラ・リリック・アンサンブル)
12月 4日(土) 神戸国際会館 大阪センチュリー響 ベートーヴェン:協奏曲
12月 5日(日) なら100年会館 大阪センチュリー響 ベートーヴェン:協奏曲
12月17日(金) ポーランド ワルシャワ国立フィル定期 ヴィエニャフスキ:協奏曲 第2番
12月18日(土) ポーランド ワルシャワ国立フィル定期 ヴィエニャフスキ:協奏曲 第2番
12月28日(火) 東京交響楽団 東京芸術劇場(急遽代役で出演)
ヴィヴァルディ『四季』より
12月29日(水) 東京交響楽団 サントリーホール(急遽代役で出演)
ヴィヴァルディ『四季』より
12月31日(金) 横浜みなとみらいホール 『ジルヴェスター・コンサート』
2005年
1月30日(日) 大阪:SAYAKAホール 大阪フィル チャイコフスキー:協奏曲
3月13日(日) 大津:びわ湖ホール 『小林道夫教授の大人のための音楽の時間』
3月21日(祝) 府中芸術の森 日本フィル チャイコフスキー:協奏曲
3月25日(金) 漆原朝子&迫 昭嘉 デュオ・リサイタル ベートーヴェン・プログラム(神戸公演)
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