ラフィ・ベサリアン(ピアノ) 「ホロヴィッツらのロシアンピアニズムの正統を受け継ぐ存在」(ショパン誌)と称賛されたラフィ・ベサリアンはソリストとしてアトランタシンフォニー、 アルメニア・エレバン管弦楽団、ロシア・ベルゴロド交響楽団、ウクライナ・ハルコフ交響楽団、モスクワ室内楽団など多くのオーケストラと共演のほか、カーネギーホールやケネディーセンターをはじめとする世界各地のホールで演奏を繰り広げ喝采を受ける。レコーディングにおいては、殊にグラミ一賞受賞のソノ・ルミナスとの第一弾「The Return 」、そして 2021年リリースの「The Sound of Black &White」は、米アップル社のクラシック・ミュージックカテゴリーで6つのプレイリストに抜選された他、音楽サイト「ネイティブ DSD」“今年の最優秀アルバム”に選ばれた。 アルメニアのエレバン生まれ。旧ソ連の特別英才児のためのチャイコフスキー音楽学校で学んだ後、コミタス大学で博士号取得後、モスクワ国立音楽院やマンハッタン音楽大学で研鑽を積む。ジョセフ・ホフマン国際コンクール優勝ほか数々の受賞歴を持つ。アメリカ・ローワン大学、ウィスコンシン州立大学及びジョージア州立大学アトランタ校の教授を歴任。 現在、同志社女子大学音楽学科で特任教授をつとめ、コンサートピアニスト、教育者として意欲的な音楽活動を続けている。 ラフィ・ベサリアン Website 河江 優(ピアノ) 東京藝術大学ならびに同大学院修士課程修了。1996年パリに渡り、エコールノルマルとスイスのジュネーヴ音楽院で研鑽を積む。 1993年宝塚ベガ音楽コンクール第1位。1998年オルレアン(フランス)20世紀音楽コンクール入賞。リカルド・ビニェス特別賞受賞。これを機にスイスとフランスを中心に活動の場を広げる。ジュネーヴにて現代を代表する作曲家ミカエル・ジャレル「Modifications ~ピアノと6つの楽器のための」を演奏、作曲者より称賛を受ける。ローザンヌにてクルターグによる室内楽マスタークラスに選抜参加、その模様はラジオ・スイス・ロマンドにて放送される。パリ国立音楽院「ハンガリー音楽」、オルレアンでのリサイタルシリーズなどに招かれ地元紙より高評を得る。スイス・ロマンド管弦楽団のソリストとしてベートーヴェンの協奏曲第4番を協演。 1998年日本演奏連盟主催(演連コンサートOSAKA)によりいずみホールでリサイタルを開催。以降、関西を拠点に演奏活動。2002年度青山音楽賞受賞。現在、同志社女子大学教授。