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エマニュエル・リモルディ(ピアノ)からのメッセージ


9月12日(火)大阪梅田のあいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホールでの
リサイタルに際して、その聴きどころを演奏を交えて語るメッセージが届きました。


↑画像をクリックすると動画がご覧いただけます。

   
[大意訳]
エマニュエル・リモルディです。
9月に大阪(ザ・フェニックスホール)に戻れることを大変嬉しく思っています。
今回、リスト、シューマン、ラフマニノフの作品による大変興味深いプログラムを弾きます。
リストはヴェルディのオペラ「アイーダ」からの抜粋によるもので、
リストの作品はシューマン(の世界へ誘う)への「架け橋」のようになっています。
シューマンの「フモレスケ」はとても美しく偉大な作品で、たくさんの機智や様々な性格を有しており、
シューマンが何かを勝ち得ることを表現しているように思います。
リストの(12番の)「狂詩曲」は、リストのヴェルディの「アイーダ」編曲とは異なり、
非常に華やかに技巧的な作品で、ラフマニノフは超絶技巧でなく、
もっと内面が描かれこの「10の前奏曲」は非常に魅惑的でそれぞれの曲は異なる性格をもっています。
興味深いことに第1曲は嬰へ短調で始まり、終曲は変ト長調。
それぞれ全く異なる表情が表現されており、それは異なる時や情景の中を旅してゆくようです。
私はとても楽しみにしています。大阪のザ・フェニックスホールで会いましょう!