大谷玲子（ヴァイオリン）
桐朋学園大学卒業、同研究科修了。ブリュッセル王立音楽院大学院を最優秀賞で首席卒業。東儀祐二、曽我部千恵子、原田幸一郎、小栗まち絵、江藤俊哉、イーゴリ・オイストラフの各氏に師事。H.クレバース、Y.ニーマン両氏らの教えを受ける。
1993年日本音楽コンクール第1位、増沢賞受賞。1996年ヴィエニャフスキ国際コンクール最高位他、シュポア、日本、エリザベート王妃、ハノーファー、シベリウス等、数々の世界最難関の国際コンクールに入賞。メニューイン指揮シンフォニア・ワルシャワ、ベルギー王立フランダース･フィル、ハノーヴァー放送響、オランダ室内管弦楽団等、欧州の数多くのオーケストラと共演。国内では東京シティフィル、大阪センチュリー響、関西フィル、九響、札響、いずみシンフォニエッタ大阪等の定期演奏会のソリストとして共演を重ねている。2008年にリリースされたCD「イザイ:無伴奏ヴァイオリンソナタ全6曲」はレコード芸術誌『特選盤』に選ばれたほか、各誌で絶賛されている。2011年CD「Polonaise!」をリリースし、そのCDがきっかけとなり2012年にポーランド・ポズナンにて開催された、ヴィエニャフスキ国際コンクール主催の同コンクール歴代優勝者による第1回ワークショップに招聘され、マスタークラス及びリサイタルを行う。2013年モスクワでの第5回ダヴィッド・オイストラフ国際コンクールで審査員を務めた。2014年韓国・トンヨン国際音楽祭に出演。
サイトウ・キネン・オーケストラ、いずみシンフォニエッタ大阪のメンバー。現在、京都市立芸術大学、相愛大学・高校、県立西宮高校音楽科の非常勤講師。

大江のぞみ（ヴィオラ）
東京芸術大学卒業，東京芸術大学大学院修士課程修了。ウイーン国立音楽大学ディプロマ取得。
アルベニス財団の奨学金で、スペイン・ソフィア王妃音楽院音楽祭ディプロマ取得。
ヴィオラを兎束俊之、ウルリッヒ・コッホ、ジークフリート・フューリンガー、ジェラール・コセ各氏に師事。NHK洋楽オーディション、東京文化会館、日本演奏家連盟オーディション合格。第9回大曲新人音楽祭優秀賞受賞。
ソリストとして、京都市交響楽団・団友オーケストラ、関西フィルハーモニー管弦楽団、ソウルフィルハーモニー、アンサンブル鴻巣ヴィルトゥオーゾと共演。いずみホールにて日本演奏家連盟主催リサイタル。
オーケストラ奏者として、オーケストラ・アンサンブル金沢ヴィオラ奏者、関西フィルハーモニー管弦楽団の首席ヴィオラ奏者（特別契約）を務めた。
そのほか客演首席奏者として、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、日本センチュリー交響楽団、広島交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、南西ドイツフィルハーモニー管弦楽団と共演。2000年よりアンサンブル・ヴィルトゥオーゾ鴻巣メンバー。2001年よりいずみシンフォニエッタ大阪メンバーとして現代音楽の初演に積極的に取り組み、同楽団のメンバーと共にＮＨＫ『名曲リサイタル』やＦＭ大阪『くらこれ』などの放送番組に多数出演。いずみホールの機関誌『ジュピター』にエッセイを連載し好評を博す。室内楽ではシェレンベルガー（オーボエ）、デュメイ（ヴァイオリン）らと共演。2012年南西ドイツフィルハーモニー交響楽団のドイツ・イタリア・スイス演奏旅行に客演ソロ奏者として招待。2013年ルーマニアのエネスコ国際音楽祭から室内楽奏者として招待。2014年韓国のイサン・ユン記念トンヨン国際音楽祭に招待。北ドイツ放送交響楽団メンバーと室内楽演奏会を行う。音楽コンクール審査員、京都市立京都堀川音楽高校ヴィオラ実技講師。