円光寺 雅彦（指揮）
今年４月、天皇、皇后両陛下の前で入魂のタクトを振った“日本を代表する名匠”。カーテンコールでは両陛下からの熱心な拍手を受け、何度も舞台に呼び戻されて会場の喝采を浴びた。国内外で活動しており、ベルゲン・フィル、プラハ響、ＢＢＣウェールズ響、ブルターニュ管など海外のオーケストラへも客演し、その深い音楽性と的確な指揮で、各地で多くの聴衆を魅了している。
1954年東京生まれ。桐朋学園大学指揮科卒業。ウィーン国立音楽大学に留学し、オトマール・スウィトナーに師事。 東京フィル指揮者、仙台フィル常任指揮者、札響正指揮者などを歴任し、2011年４月より名古屋フィル正指揮者を務めている。読響をはじめ、Ｎ響、大阪フィルなど日本の各オーケストラに客演を続けるほか、海外でも活躍している。また、ＮＨＫ「名曲アルバム」等のＴＶ番組にも定期的に出演するなど幅広い活動を展開している。今回、読響大阪定期に初出演。

日下 紗矢子（ヴァイオリン）
2008年より、クルト・ザンデルリンクらが歴代指揮者を務めた名門ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の第1コンサートマスターとして国際的に活躍する実力派。2011年1月、ベルリンでの「日独交流150周年」オープニング式典でドイツ大統領出席のもと演奏を披露、6月にはベルリンを訪問された皇太子殿下とお会いし、主宰したチャリティ公演とあわせて日本のメディアでも多数報道された。
兵庫県出身。東京芸術大学を首席で卒業。米・南メソディスト大学大学院アーティストコース卒業。フライブルク音楽大学に留学。日本音楽コンクール第1位、パガニーニ国際コンクール第2位、ロドルフォ・リピツァー国際コンクール第1位など多数受賞。2010年7月には世界的ヴァイオリン奏者ギドン・クレーメル主宰のロッケンハウス音楽祭に招かれ絶賛を博した。2009年からベルリン・コンツェルトハウス室内管を主宰し、リーダーとして高い評価を得ている。オーケストラ、室内楽、ソロと活発な活動を展開している。

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