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KCM Concert Series at Osaka Club No.63

大正時代の洋館建築で味わうヨーロッパ音楽の粋!

スズキヒデミと仲間たちが送る真摯で親密な時間。
『鈴木 秀美 “究極の室内楽 2012”』


●ヴァイオリン:若松 夏美、竹嶋 祐子
●ヴィオラ:成田 寛、小峰 航一
●チェロ:鈴木 秀美



◆モーツァルト:弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516
◆ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 ト長調 作品60-5
◆モーツァルト:弦楽五重奏曲 第6番 変ホ長調 K.614

モーツァルト、ト短調といえばピンと来るのは第40番の交響曲でしょう。しかし室内楽のジャンルで同じ事をいうなら、この五重奏曲をおいて他にはありません。しかし五重奏曲はこれだけではありません。今回はモーツァルトをもう一曲と、珍しいヴィオラ2本のボッケリーニの五重奏をお送りします。いかにもサロンと呼ぶに相応しい大阪倶楽部の雰囲気の中、ガット弦とオリジナル楽器の響きで味わい深い名曲のひとときをどうぞ!! 
(鈴木 秀美)
 

2012年 4月18日(水)19:00開演(18:30開場)
会場:大阪倶楽部4階ホール 1924年(大正十三年)落成 国 登録有形文化財
御堂筋線・京阪線「淀屋橋」駅9番・10番出口から西へ約100m、鶴屋八幡 隣
〒541-0042 大阪市中央区今橋四丁目4番11号


※大阪倶楽部は本来、会員制社交倶楽部につき、公演当日18:30以前のご入館はお断り致します。


 入場料金(自由席・税込)

●当日一般券:¥6,000
●前売一般券:¥5,000
早期購入券:¥4,00010/31(月) 〜'12. 2/2(木)迄、コジマ・コンサートにて限定数取扱

※前売券の販売枚数が会場定員に達した場合は、当日券の販売はございません。
※未就学児のご入場はご遠慮願います。
※やむを得ない事情により、出演者・演奏曲目等が変更となる場合でも、 公演中止以外での入場料払戻は
 致しませんのであらかじめご了承願います。


後援:毎日新聞社

 
 発売開始日
10/31(月) 一般発売開始  
 チケットお申し込み


※御座席のご指定はお任せいただきます。
※御支払い方法は銀行振込。(公演日直前の予約に限り当日精算)
※原則的に公演日2日前まで受付可能です。
注:発売開始日当日は、お電話でのご予約が優先されます。



※指定席公演は御座席が指定できます。
※クレジットカード精算が可能です。
※お近くのファミリーマート・セブン-イレブンでチケットが受け取れます。
※システム利用料、店頭発券手数料又は配送料が別途必要となります。
※公演日7日前までで取扱を終了します。



※指定席公演は御座席が指定できます。
※御支払い方法は銀行振込。(公演日直前の予約に限り当日精算)
※公演日前最終営業日まで承ります。(10:00〜18:00/土曜〜15:00 日祝休業)

 
 プロフィール



若松 夏美
(ヴァイオリン)
 仙台市に生まれる。3歳の誕生日祝にヴァイオリンを与えられ、現在に至る。桐朋学園大学卒。鷲見三郎、江籐俊哉の各氏に師事。オランダのハーグ王立音楽院にてバロック・ヴァイオリンをS・クイケン氏に師事。1985年演奏家ディプロマを得て卒業。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカのコンサート・マスター。18世紀オーケストラ(オランダ)のメンバー。BISおよびアルテ・デラルコにモーツァルト、ハイドン、ボッケリーニの室内楽、協奏曲など録音。東京藝術大学古楽科非常勤講師。



竹嶋 祐子(ヴァイオリン)
 福岡に生まれる。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園音楽学部卒業。ヴァイオリンを、故久保田良作、天野晴司の各氏に、室内楽を、山根美代子、故数住岸子、山口裕之の各氏に師事。レンク国際音楽アカデミーにて、故シャードル=ヴェーグ氏に師事。在学中からオリジナル楽器の演奏に興味を持ち、東京バッハ・モーツァルト・オーケストラのメンバーとして演奏活動を始める。バッハ・コレギウム・ジャパンのカンタータ全曲録音プロジェクト、国内外のコンサートの他、多くの古楽オーケストラやアンサンブルに参加し、各地の音楽祭や芸術祭にも出演。鈴木秀美が音楽監督を務めるオーケストラ・リベラ・クラシカには2001年の結成当初から継続的に参加している。


成田 寛(ヴィオラ)
 1986年より新日本フィルハーモニーに約10年在籍。その間二度に渡りデン・ハーグ王立音楽院に留学、V.メンデルスゾーン氏に師事。その後新星日響の首席奏者に就任、合併後東京フィル首席奏者を2003年まで務めた。現在は山形交響楽団契約首席奏者を務めており、Silius弦楽四重奏団メンバー、室内楽、スタジオ・レコーディングでも活躍している。また、オリジナル楽器演奏では、鈴木秀美、若松夏美、寺神戸亮、有田正広、L・コッポラ、S・ホッホランドの各氏等との室内楽やオーケストラ・リベラ・クラシカ、バッハ・コレギウム・ジャパン、クラシカル・プレイヤーズ・トウキョウ、レ・ボレアード等のメンバーとしても活動している。


小峰 航一ヴィオラ
 1982年埼玉県出身。6歳よりヴァイオリンを宮澤健一氏に師事。11歳でヴィオラに転向し、東京藝術大学附属高校、同大学に学ぶ。3年次に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。2006年音楽院を最高位(一等賞)の成績で卒業。ヴィオラをブルーノ・パスキエ、菅沼準二、クロード・ルロン、フランソワーズ・ニェリ、佐々木亮の各氏に師事。バロック・ヴィオラをフランソワ・フェルナンデス、若松夏美の各氏に師事。また各地で今井信子、セルジュ・コローの各氏のマスタークラスを受講。
 2006年国際ラヴェルアカデミーにおいてリゲティの無伴奏ヴィオラソナタを演奏。地元紙に「構成力溢れる魅力的な演奏」と評される。2007年同アカデミーにおいてピアノとのデュオでボナ美術館賞を受賞。南仏サン・ジャン・ド・リュズにてリサイタルを開催。同年、日本演奏連盟主催のデビューリサイタルを東京文化会館小ホールにて開催。
 これまでにヴィオラスペース、オホーツク音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ、サイトウキネンフェスティバル等の音楽祭に参加。パリ管弦楽団アカデミー生、紀尾井シンフォニエッタシーズンメンバー、札幌交響楽団首席奏者を歴任。2012年1月より京都市交響楽団首席ヴィオラ奏者に就任。


鈴木 秀美(チェロ)
 チェロを井上頼豊氏ほかに、指揮を尾高忠明氏、秋山和慶氏ほかに師事。デン・ハーグ王立音楽院に留学、A.ビルスマ氏に師事。国内外で演奏活動を展開し、数多くのCDを発表。1995年に日本人としては初めての、オリジナル楽器による「バッハ:無伴奏チェロ組曲」を録音、平成7年度文化庁芸術作品賞を受賞。05年3月に同曲の新録音をリリース(「レコード芸術」誌特選盤)。現在、東京藝術大学古楽科非常勤講師。2001年にオリジナル楽器による古典派音楽の演奏を目的とするオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)を結成し、指揮活動も拡大している。著書に「『古楽器』よ、さらば!」(音楽の友社)、「ガット・カフェ」、「無伴奏チェロ組曲」(東京書籍)。これらの多角的活動が評価され、第37回サントリー音楽賞、第10回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。



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