コジママーク コジマ・コンサートマネジメント  
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 プロフィール


ハン・カヤ(ピアノ)
 4歳より父の手ほどきでピアノを始める。京都市音楽学校(旧堀川高校音楽科)、桐朋学園大学卒業後ドイツへ移り、国立フライブルグ音楽大学卒業。井上直幸、三浦みどり、エディット・ピヒト=アクセンフェルト、ブルーノ・レオナルド・ゲルバー等の各氏に師事。日本音楽コンクール、海外派遣コンクール、全ドイツ音楽コンクール、ヴィオッティ国際音楽コンクール等で上位入賞、第44回ジュネーブ国際音楽コンクールにて第3位(1、2位なし)受賞を契機に、欧米各国、韓国、及び日本全国各地にてソロ・リサイタル、室内楽と主要オーケストラとの協演(スイス・ロマンド響、ビール歌劇場、ソウルナショナルフィル、関西では大フィル、京響、センチュリー、大阪交響、関西フィル他)等、活発な演奏活動を行い、そのバロックから現代に及ぶ、幅広いレパートリーに基づく音楽の深さは多くの人々の感動を呼び、絶賛をあびている。2004年度音楽クリティック・クラブ賞受賞。TV,ラジオ録音、放送も各国主要都市にて行う。数多いCD録音の中、最新発売された、ドイツNeos社よりの、尹伊桑ピアノ曲全曲+ベートーヴェンのピアノソナタ“悲愴”「Pathetique」は、ドイツを始めとする各国主要雑誌に取り上げられ、その斬新なプログラムと演奏を絶賛される。音楽祭では、クフモ音楽祭、グラーツ・シュタイリッシャーヘルプスト現代音楽祭、アルス・ノーヴァ、ムジカ・ヴィラ等より招待され演奏。演奏活動のかたわら中村紘子氏、ロベルト・レヴィン氏らと共に、国内外のコンクールの審査員も務め、また、後進の指導にもあたり、ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習会常任講師(1998−2006)、1999年より、カールスルーエ国立音楽大学教授。



ニコラス チュマチェンコ(ヴァイオリン)
 ポーランド生まれ。ロシア人の両親をもつ。アルゼンチンで育ち、父よりヴァイオリンを学ぶ。12歳の時にウェニアウスキーのヴァイオリン協奏曲第2番でオーケストラデビューを果たす。その後カリフォルニアの大学でアーシャ・ハイウェッツの公開レッスンに参加。更にフィラデルフィアのカーティス音楽専門学校で、エフレム・ジンバリストに師事する。
 ウォルフガング・サヴァリッシュ、ズービン・メータ、フェルディナント・ライトナーら指揮の下ソリストとして度々出演。北・南アメリカ、旧ソビエト連邦で数々のリサイタル活動など、その活躍の場は広い。ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団のルドルフ・ケンペによりチャイコフスキー協奏曲の奏者として抜擢される。チューリッヒ室内管弦楽団のソリストとしては、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカで数々の公演を果たす。イスラエル音楽祭、アテネ記念祭にも出演。
 2009年までドイツのフライブルク音楽大学で教授を務める。マスタークラスやレコーディングも活発に行う。(パガニーニ24奇想曲、ヨハン・セバスチャン・バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ、ブラームス ヴァイオリンとピアノソナタ)
 近年では、マドリッド、クイーンソフィア室内管弦楽団の指揮者兼ソリストを任され、ヴィバルディの四季をレコーディングする。


レナーテ グライス・アーミン(フルート)
 ドイツ出身。ハンブルグでKlaus Schochow、フライブルク音楽院でオーレル・ニコレに師事しその助手を務めた。国内外の様々なコンクールで賞を受賞。ハンブルク交響楽団の首席フルートに指名される。ヨーロッパ、アジア、アメリカと広範囲で活動。メルリン・アンサンブルの一員として、またバイロイト音楽祭オーケストラ、シュトゥットガルト・バッハ合奏団の首席フルート奏者としてレコーディングや演奏をしている。現在はカールスルーエ国立音楽大学でフルート教授を務める。国際的な定期公演を重ねるとともにヨーロッパやアジアでの公開レッスン等、意欲的に活動を行う。


ヴォルフガング・マイヤー(クラリネット)
 クライルスハイム生まれ。シュトゥットガルトでオットー・ヘルマン、ハノーファーでハンス・デインツァーに師事。ドイツ国内のコンクールに多数優勝し、1974年にはクラニッヒ音楽賞受賞、75年ミュンヘン国際ARDコンクールでシランクス・クインテットのメンバーとして優勝。89年からカールスルーエ国立音楽大学の教授として後進の指導を行っており、2001年から07年まで同大学の学長を務めた。ソリストとして、現代音楽にも積極的に取り組んでおり、ティベリウ・オラー、ジャン・フランセ、フーベルト・シュトゥップナー、エディソン・デニソフなど、多くの現代作曲家の作品を初演している。
2008年、ザビーネ・マイヤーとともにカナリア諸島ラス・パルマス音楽祭に参加し、ペーター・エトヴェシュが二人のために作曲した2本のクラリネット、弦楽アンサンブル、アコーディオンのための《Levitation》を、サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団とともに世界初演した。
 室内楽奏者としての活躍は、ピリオド楽器によるものを含み、多岐にわたる。カルミナ四重奏団、モザイク四重奏団、イザイ四重奏団ともたびたび共演しており、イザイ四重奏団とは2007年12月にワルシャワのフィルハーモニー・ホールで、ツェルハとモーツァルトのクラリネット五重奏曲を演奏した。また、ザビーネ・マイヤーとライナー・ヴェーレとともに結成したトリオ・ディ・クラローネのメンバーでもあり、3人はクラリネットのほか、バセットホルンも演奏し、モーツァルトをはじめ、同楽器のために書かれた現代曲を紹介するなど、興味深いプログラムで注目されている。2007/08シーズンはデンマークとドイツで、メンデルスゾーンとシューマンの作品とともに、クラリネットのミヒャエル・リースラーと手回しオルガンのピエール・シャリアルをゲストにむかえた「パリ・メカニック(機械仕掛けのパリ)」と題されたプログラムを紹介。
 96年にはニコラウス・アーノンクール率いるウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと繰り返し共演し、モーツァルトのクラリネット協奏曲を録音。このほかにも、数多くの録音を行い、2004年からクラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団でも演奏している。


ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)
 1983年から99年までフランクフルト放送交響楽団でソリストとして活躍。
 1986年のミュンヘン国際コンクールで最高位を得て以降、国内外で本格的な活動を開始する。
 カールスルーエ国立音楽大学で学び1989年から同大学で教授を務める。彼のスペクトルは現代音楽から古典音楽まで多様である。古典音楽で使われたバロック時代のトランペット等の歴史的且つ原型となる楽器にも興味を持つ。
 ソリストとしてベルリン・バロック・ゾリステン、カペラ・イストロポリターナ、さらにフランツ・リスト室内管、ウィーン室内管、チューリッヒ室内管らと共演。更にクラウディオ・アバド、セミヨン・ビシュコフ、ペーテル・エトヴェシュ、ウラジーミル・フェドセーエフ、ネーメ・ヤルヴィ、インゴ・メッツマッハー、ジョナサン・ノット、レイフ・セ−ゲルスタム、ハンス・ツェンダー指揮の下、バンベルク交響楽団、フランス国立放送フィル, ベルリン・ドイツ響、北ドイツ放送響等のオーケストラで演奏。
 ルツェルン祝祭管弦楽団が2003年に結成されて以来、クラウディオ・アバドの監督のもとでその首席常任トランペット奏者を勤めるとともに、ルツエ管楽器部門の芸術監督としても活躍。
 室内音楽の演奏では、マーティン・ルッカー(オルガン)、アルブレヒト・マイヤー(オーボエ)、トーマス・クヴァストホフ(バリトン)、ルート・ツィーザク(ソプラノ)、ロビン・シュルコフスキー(パーカッション)、トーマス・ドゥイスとカレ・ランダル(ピアノ)らと共演を重ねる。
 目標はベネディクト・メイソン、カスパール・ヨハネス・ヴァルター、レベッカ・ソーンダーズ、ヘルベルト・ヴィリ、ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ、ピーター・マックスウェル・デイヴィス、ヴォルフガング・リームなどの現代作曲家の作品を広めることである。
 CDは主にカプリッシオ社より発表している。


石島 正博(作曲家)
 桐朋女子校等学校音楽科(男女共学)、桐朋学園大学卒。在学中、作曲を三善晃に師事、八村義夫に私淑した。79年MUSIC TODAY国際作曲コンクール・ファイナリスト、80年、日本音楽コンクール(管弦楽部門)3位、84年、第10回民音現代音楽祭委嘱、87-89年フランス滞在。91年、朝日作曲賞、97年、芸術祭大賞受賞(バレエ「天上の詩」)。
 主な作品に「弦花幻想」ギター、ヴァイオリン、チェロ、ピアノために(1991)、「艶夏」三味線とクラヴサンのために(2002)、「女歌」18声の女声にために(2006)、WOVEN-打楽器とピアノために(2008)、GREEN-オーケストラのために(2009)、CONCERTINO-ソロ・チェロと12本のチェロアンサンブルのための(2010)、REQUIEM for piano(2011)、LAMENTATIO for woodwind quintet(2011)、バレエ3部作、オペラ「みるなの座敷」などがある。作品はダルムシュタット国際現代音楽祭(ドイツ)、モントルイユ音楽祭(フランス)、ノン(Nong)プロジェクト(韓国)、ニューヨーク、パリ、モスクワなどで演奏、上演されている。また、研究・著書に「ラヴェルピアノ作品全集」(全3巻)(全音楽譜出版社刊)他がある。2010年4月より桐朋学園大学教授。



菊本 和昭
(トランペット/京都市交響楽団)
 NHK交響楽団契約団員。私立洛南高等学校を経て京都市立芸術大学首席卒業及び同大学院首席修了。フライブルク音楽大学に交換留学。2008年4月より1年間カールスルーエ音楽大学にて研修。第72回日本音楽コンクール第1位及び増沢賞、E.ナカミチ賞、聴衆賞。2008エルスワース・スミス国際トランペットソロコンペティション第2位。2006年度青山音楽賞新人賞、第12回松方ホール音楽賞等を受賞。東京オペラシティ・リサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」への出演や、米国にて行われたChosen Vale 国際トランペットセミナーにおいてゲストとしてソロコンサートを務めるなど、独奏者としても積極的に活動している。室内楽奏者としても京都トランペットグル−プ「Summer Breeze」、きょうと金管五重奏団、ジャパンブラスコレクション各メンバーとして活動中。2004年4月より約7年間、京都市交響楽団に在籍。これまでにトランペットを早坂宏明、有馬純昭、A.プログ、R.フリードリッヒ、Dr.E.H.タール各氏に、室内楽を呉信一氏に師事。ソロアルバム《奏鳴曲 Sonate》リリース。


太古宗奉元寺霊山斎保存会
(男声重唱)
「霊山斎(ヨンサンジェ)」という儀式を唯一挙行している太古宗奉元寺の団体。
「霊山斎」は、世界の平和と数々の念願が込められた仏教最大の祭礼儀式であり、音楽、舞踊、演劇的要素が多く含まれていることから、芸術的価値も非常に高いと評価されている。
1973年に韓国重要無形文化財として指定され、2009年にはユネスコ世界無形遺産に登載される。
日本、ヨーロッパ、アメリカで多く公演。今回は、石島正博氏の世界初演の曲に、男性重唱として参加。



伊東 裕
(チェロ)
6歳よりチェロを始める。奈良県立奈良高校を経て、現在東京藝術大学1年在学中。
2002年 第4回日本演奏家コンクール小学生部門1位、およびグランプリ受賞。
2004年第4回泉の森ジュニアチェロコンクール小学生部門金賞。
2005年同コンクール中学生部門金賞。相愛音楽教室オーケストラ入室。
2006年より毎年、京都フランス音楽アカデミーにて P・ミュレール氏のマスタークラスを受講。同アカデミー推薦にて京都リレーコンサートに出演。
第7回大阪国際音楽コンクール中学生部門1位、およびジャーナリスト賞、大阪府知事賞受賞。
2008年第77回日本音楽コンクール チェロ部門1位、および徳永賞受賞。
2010年サイトウキネン「若い人のための室内楽勉強会」、第1回生駒国際音楽祭マスタークラス、コンサートに参加。
大阪センチュリー交響楽団、長岡京室内アンサンブル、関西フィルハーモニー等と共演。
2011年度(財)ヤマハ音楽振興会音楽支援奨学生。
これまでに、斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子各氏に師事。

生駒中学校吹奏楽部
昭和42年生駒中学校創立20周年を機に設立。平成9年関西吹奏楽コンクールで初の金賞受賞。
平成10年以降、度々全日本吹奏楽コンクール出場し、金賞7回、銀賞3回受賞。
平成13年、17年、21年には全国大会3年連続出場記念特別演奏会を開催。


鹿ノ台中学校吹奏楽部
 昭和56年中学校創立と同時に設立。近年は、奈良県吹奏楽コンクールは小編成部門で出場。
他中学校との合同演奏会や社会人音楽家との合同演奏など、幅広く活躍。


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