コジママーク コジマ・コンサートマネジメント  
 東京:03-5379-3733/関西:06-6241-8255 (平日10:00〜18:00/土10:00〜15:00/日祝休業)
 
 
北欧発、神秘と迫力のサウンドにのせて、ソプラノ界の女王“真珠の歌声”が響き渡る!!
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
クリスチャン・リンドバーグ(指揮・トロンボーン)
ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー
     
 
 
公演中止
 

本公演は、楽団側からこの度の東日本大震災の影響により、
来日ツアーを中止する旨の連絡があり、やむを得ず公演中止と致します。
何卒ご理解・ご了承賜りますようお願い申し上げます。
 
 
 
入場券の払い戻しは、終了致しました。 


チャリティー・コンサート開催のお知らせ

ノルウェー・アークティック・フィルハーモニーの来日中止を受け、指揮者クリスチャン・リンドバーグが「何か日本のためにできることはないか」と、自らソリストとしての楽器トロンボーンを手に取り、チャリティー・コンサート開催のため駆けつけます。
当日ご協力頂く支援金は公演経費を除き、被災地の音楽復興のための支援金として「心の復興音楽基金」に寄付させて頂きます。被災者が一日も早く元気になれる手助けができますようにどうぞご協力下さい。


チャリティー公演詳細


↑クリックすると拡大画像がご覧いただけます。


※尚、コジマ・コンサートマネジメントでの入場券取扱はございません。


2011年 6月14日(火)19:00開演(18:00開場)
会場:ザ・シンフォニーホール


 
 プロフィール


クリスチャン・リンドバーク(指揮・トロンボーン)
 1958年スウェーデン生まれ。弱冠25歳でストックホルム・フィルと協演し、ソロデビュー。以降、ワルシャワ・フィル、スウェーデン放送響ほかの著名オーケストラと協演し、世界各国でその卓越した技術と深い音楽性をアピール。数々のコンクールに優勝し、権威ある「フランク・マルタンコンペティション」では優勝のほかにマリア・マルタン賞も受賞する。
 これまでにベルリン・フィル、シカゴ響、BBC響などの一流オーケストラと共演し、ルイ・アームストロング、マイルス・デイヴィス、デニス・ブレイン、モーリス・アンドレと共に20世紀最も偉大な管楽器奏者に選ばれた。またPodre de Pallabreでは、リンドバーグを、F. クライスラー、A. ルービンシュタイン、ロストロポーヴォチ、オイストラフ、ゴールウェイらと並び、クラシック音楽の最も偉大な代弁者として挙げている。
 これまでにベリオ、クセナキス、武満徹、タネジなどから80を越える作品を献呈されており、200を越える作品の初演を行っている。トロンボーンをソロ楽器として確立させた業績に加え、近年では指揮者、作曲者としての活動に意欲的に取り組んでいる。
 クリスチャン・リンドバーグの指揮者としてのスタートはむしろ遅い方であった。もともと指揮者になるのを避けてきたくらいで、ノーザン・シンフォニアから受けていた依頼は5度に渡り断り続けていた。しかし遂に2000年10月、初めてノーザン・シンフォニアの指揮台に上ることを決断。このコンサートはGuardian誌で大絶賛を浴び、リンドバーグは続いてスウェーデン・ウインド・アンサンブルから招きを受け、すぐに同アンサンブルの首席指揮者に就任。数ヶ月後、ノルディック室内管弦楽団を指揮、すぐに芸術監督の依頼を受ける。この2つのオーケストラはリンドバーグの活躍により、瞬く間に国際的な名声を獲得し、スペイン、ドイツ、スカンジナビア、アジアの国々をツアー、BIS、Altara、Capriceでのレコーディングプロジェクトも開始した。トロンボーンのソリスト、作曲家としての目覚ましい活動と並行して、リンドバーグは驚くべきスピードで次々と著名楽団へと客演をする。(フィオレンティーノ・マッジオ・ムジカーレ管、アイスランド響、プラハ響、マルメ響、ウメオー響、ヨンショーピング・シンフォニエッタ、スウェーデン室内管、デンマーク国立放送響、ヘルシンキ・フィル、イェーナ・フィル、ライン・フィルなど)。
 今後も、スウェーデン・ウインド・アンサンブル、ノルディック室内管では引き続き首席指揮者を務め、またロッテルダム・フィル、スウェーデン放送管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、ロイヤル・フランダース・フィル、ムジカヴィータ、アイスランド響、ニュルンベルク響、ギリシャ放送響、リンショピン・ウインド・アンサンブル、ノルウェー交響ウインド・アンサンブル、オーフス響、台北響、ポズナニ響、コースト・トゥ・コースト管、ダラー・シンフォニエッタ、ラインラント=プファルツ国立フィルなどに客演予定。


バーバラ・ヘンドリクス(ソプラノ)
 アメリカ・アーカンソー州生まれ。20歳でネブラスカ大学にて数学と化学を専攻して科学士号取得。続いて、ジュリアード音楽院にて名メゾソプラノ歌手、ジェニー・トゥーレルに師事。
 1974年、サンフランシスコ・オペラとグラインドボーン音楽祭でオペラデビュー。以降、パリ・オペラ座、メトロポリタン・オペラ、英国ロイヤル・オペラ(コヴェント・ガーデン)、ミラノ・スカラ座等、世界の超一流歌劇場に客演。ベルリン、ウィーン、ハンブルク、ミュンヘンでも「フィガロの結婚」のスザンナでデビュー。K.ベームが指揮した最後の「フィガロの結婚」(ベルリン)にも出演した。レパートリーは、20以上にのぼり、モーツァルト(「魔笛」パミーナ、「イドメネオ」イリーア)から、フランスもの(「ホフマン物語」アントニア、「カルメン」ミカエラ、マスネ「マノン」、グノー「ロミオとジュリエット」、ドビュッシー「ペレアスとメリザンド」各タイトル・ロール)、そしてイタリアの最高傑作、プッチーニ「トゥーランドット」リュー、ヴェルディ「リゴレット」ジルダなど。1998年には、北京・紫禁城における歴史的な「トゥーランドット」初演(指揮はZ.メータ、演出は映画監督のチャン・イーモウ)でのリューもつとめた。
 リサイタルでも、1974年のニューヨーク・タウンホールでのデビュー以来、同世代の中で第一級の称賛を浴びている。膨大なドイツ歌曲のレパートリーに加え、フランス、アメリカ、スカンジナビア音楽の的確な解釈では極めて高い評価を得ている。多くのオーケストラ、一流の指揮者とも共演。約80にも及ぶレコーディングで、D.バレンボイム、L.バーンスタイン、C.デイヴィス、A.ドラティ、B.ハイティンク、H.v.カラヤン、L.マゼール、Z.メータ、W.サヴァリッシュ、G.ショルティなどと共演。さらに、1994年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでジャズデビュー以降、世界中の名高いジャズ・フェスティヴァルに出演。
 日本へは、1977年H.v.カラヤン/ベルリン・フィル「第九」公演のソリストとして初来日。その後、1985年L.バーンスタイン/ECユース・オーケストラと「広島平和コンサート」に出演。1986年ウィーン国立歌劇場、1996年ハンブルク国立歌劇場のソリストとして来日。NHK交響楽団定期演奏会、L.マゼール/スーパー・ワールド・オーケストラのソリストとしても来日した。
 人道活動家としても知られ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)における精力的な難民サポートは20年以上に及び、特別名誉大使にも任命されている。1991年と1993年、紛争中の旧ユーゴスラビア前線でコンサート開催。1998年には、平和と和解のためのバーバラ・ヘンドリックス財団を設立。2001年、ノーベル平和賞受賞のK.アナン氏から特別の依頼を受け、オスロにおけるノーベル賞授賞式にて歌い、2002年5月には東ティモール独立記念日の式典でも歌った。


ノルウェー・アークティック・フィルハーモニー 
 各国政府が不景気のあおりで芸術活動への予算を見合わせる中、ノルウェーはそうした流れに屈することなく、莫大な予算を投じ、この北極圏に新しいオーケストラを創設した。
 設立は2009年6月18日。北極圏の国全体で力を合わせ、世界水準のオーケストラを作り上げるとのコンセプトのもと立ち上げられ、北部ノルウェーにおける最大の文化機関となっている。同年8月1日、クリスチャン・リンドバーグ指揮のもと2回のプレミアコンサートを行い、ノルウェー文化大臣トロン・ギスケに「今年ノルウェーにおける最も重要な文化的出来事」と称えられ、ノルウェーのMorgenbladet紙は”この卓越した音楽家たちは熱い情熱をもって、他のオーケストラへの大きな挑戦を投げ掛けた”と評した。10月、クリスチャン・リンドバーグは首席指揮者に迎えられ、すぐに世界中から招きを受けるようになる。V. ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場でのチャイコフスキー交響曲第5番もその内のひとつ。今後も北京/上海を含む中国ツアー、東京他各地での日本ツアーも予定している。
 BISレーベルでのレコーディングも開始しており、北欧を代表する作曲家オーレ・オールセンの作品、チャイコフスキー交響曲第5番と「白鳥の湖」組曲、フランツ・ベルワルドのオーケストラ作品全曲、オイスタイン・ボーズヴィーク(テューバ)をソリストに迎えてのコンチェルトなどを予定している。
 北欧の国々では既に度々ツアーを行っており、マルティン・フロスト(クラリネット)、アルヴェ・テレフセン(ヴァイオリン)、マリアンネ・ベアーテ・キーラント(メゾソプラノ)、アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)、トーマス・スンネガルド(テノール)、インガ・ユーソ、クリスチャン・リンドバーグ、ヨルゲン・カールストロムなど一流音楽家との共演も数多い。
 2010年8月には、クリスチャン・リンドバーグ指揮のもとオペラ公演にもデビュー、素晴らしい成功を収め、ノルウェー国立歌劇場&バレエ団のメンバーと共に「カルメン」でツアーを行っている。
 このオーケストラの将来は極めて明るい。ノルウェーの文化庁、また楽団の拠点であるボードー市とトロムソ市が多大なサポートを約束しており、またBISとのレコーディング契約、海外へのツアー、ノルウェー国内外の作曲家作品の世界初演、更には2014年までに新しい専用ホールの建設など予定している。

" 爆発的な融合だ!"(ロンドンタイムス)
" ファンタスティックなプレミアコンサート!"(Nordlys)
" もっともっとこのオーケストラを聴いていたい"(Altaposten)
" ノルウェー最北端の究極のオーケストラだ"(BBC Music Magazine)

 

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