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湯浅 卓雄(指揮)Takuo Yuasa | ||||
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臼木 あい(ソプラノ)Ai Usuki | ||||
国際的に通用する優れた音楽性で21世紀の声楽界を担うホープ。 東京芸術大学卒業。同大学大学院独唱科を首席で、また二期会オペラストゥーディオを最優秀賞及び川崎静子賞を受賞して修了。大学3年時に安宅賞、卒業時には松田トシ賞およびアカンサス音楽賞受賞。03年日本音楽コンクールで弱冠22歳にして第一位入賞。同時に松下賞、聴衆賞受賞。05年『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタで二期会オペラデビュー。同年11月には日生劇場『夕鶴』のつうで主役デビュー、韓国公演にも出演。07年7月のチョン・ミョンフン指揮『イドメネオ』イリアでは「澄んだ白銀の声色で魅了した」と紙上で称賛され、08年10月の北とぴあハイドン『騎士オルランド』アンジェリカでも「高音が美しく、技巧的なアリアも見事に歌いきった。」と絶賛される。09年1月、東京オペラシティ「B→C」(バッハからコンテンポラリーへ)で絶賛を博し、8月にはフィリアホール「女神との出逢い」各リサイタルの他、11月には日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』グレーテルで主演。10年3月、びわ湖ホール・神奈川県民ホール『ラ・ボエーム』ムゼッタに抜擢され、高い評価を得るなど更なる期待と注目を集め、7月、新国立劇場高校生のための鑑賞教室『カルメン』フラスキータに出演。またバッハ・コレギウム・ジャパと度々共演するなど宗教曲のソリストとしても活躍。東京フィル・新日本フィル・日本フィル・東京交響楽団など主要楽団との共演も数多い。さらにNHK-FM「名曲リサイタル」、テレビ朝日「題名のない音楽会21」のほか、NHK「ニューイヤーオペラコンサート」には07年〜09年まで連続出演を果たし、2011年にも出演が決定している。隅々までコントロールされた美声と、豊かな感情表現は若手の中でも群を抜いており、今後の活躍が多いに期待されるソプラノである。二期会会員。 臼木 あい ブログ |
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福島 明也(バリトン)Akiya Fukushima | ||||
圧倒的な存在感と美声を誇る、わが国を代表するバリトン。東京芸術大学卒業。同大学院、並びに文化庁オペラ研修所修了。第54回日本音楽コンクール第1位(福沢賞受賞)。87年文化庁派遣芸術家在外研修員として渡伊。92年サンタ・マルゲリータ(伊)での第10回Corso di Cantoで第1位受賞。第17回ジロー・オペラ賞新人賞、第25回ジロー・オペラ賞大賞受賞。『ラ・ボエーム』マルチェロでデビュー。近年では97・00年三枝成彰『忠臣蔵』堀部安兵衛。97年には新国立劇場開場記念『建・TAKERU』では栄えあるタイトルロールを務めたほか、98年長野オリンピック記念『善光寺物語』善光、新国立劇場・二期会『アラベッラ』マンドリカ、99年月びわ湖『ドン・カルロ』(イタリア語5幕版日本初演)ロドリーゴ、2000年新国・二期会『サロメ』ヨハナーン、01年二期会『こうもり』ファルケ、02年新国・二期会『忠臣蔵』、03年二期会『蝶々夫人』シャープレス、04年新国・二期会『鳴神』鳴神上人、05年二期会『椿姫』ジェルモン、07年『仮面舞踏会』レナートなど常にプリモ・バリトンとしてわが国のオペラ界の中核として活躍している。コンサートでも「第九」、「メサイア」、「レクイエム」(モーツァルト、ヴェルディ、フォーレ)、「戦争レクイエム」などレパートリーは多岐に渡る。アルブレヒト、マゼール、デュトワなど著名指揮者と国内外の主要オーケストラと共演を重ねており、東京シティ・フィル オーケストラルオペラ『パルジファル』ではアムフォルタス役で出演し、内面を深く掘り下げた演唱で高い評価を得るなど、人気・実力ともに最も充実しているバリトンである。 東京芸術大学准教授。二期会会員。 |
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大阪センチュリー交響楽団 Century Orchestra Osaka | ||||
大阪センチュリー交響楽団は1989年(平成元年)12月に大阪府により設立された。中規模編成(2管10型・55名編成)という特性を生かした緻密なアンサンブルは高い評価を得ている。国内外を問わず年間100回を超すコンサートに出演し、定期演奏会や特別演奏会などの自主公演をはじめ、依頼を受けての公演のほか、青少年のためのオーケストラ体感コンサート、特別支援学校コンサート、府立病院巡回コンサートなど多彩な演奏活動を行っている。また、大学からのインターンシップ生の受け入れ、中学生の職業体験授業やセンチュリー・ユースオーケストラの運営など、特徴ある教育プログラムも活動の一環としている。 初代常任指揮者はウリエル・セガル(現名誉指揮者)が、1997年4月からは高関健が常任指揮者を務めた。2003年4月から首席指揮者に小泉和裕を迎えるとともに定期演奏会は2005年4月に100回を数えた。2008年4月からは小泉和裕を音楽監督に、沼尻竜典を首席客演指揮者に迎え、創立20周年となる2009年度には両指揮者による記念公演を行った。 創立20周年を迎え、「優れた演奏により地域の力を発信する」「オーケストラによる感動と癒しを提供する」「優れた才能の発掘を次世代の育成に寄与する」「国際相互理解や平和に積極的に貢献する」の4つの活動をキーワードとし、新しい時代のオーケストラとして発展を目指している。 1993年大阪府民劇場奨励賞、1994年ザ・シンフォニーホール国際音楽賞クリスタル賞受賞。 |
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大阪シンフォニッククヮイア Osaka Symphonic Choir | ||||
1979年7月、ベートーヴェンの「第九交響曲」を演奏するアマチュア混声合唱団として、《枚方フロイデ合唱団》の名称で、枚方・寝屋川地域を中心に発足した。’95年9月、活動範囲を拡張するため、合唱団の名称を現在の《大阪シンフォニック クヮイア(略称:OSC)》と改めた。 OSCは、オーケストラと共演する大規模な曲に取り組むことを基本に、ベートーヴェンの「第九交響曲」を始めミサ曲・レクイエム・オラトリオ等、主に古典曲を取り上げてきたが、現代曲にも意欲的に取り組み、’01年にはジェラルド・フィンジ作曲「不滅の暗示」の本邦初演を行ったほか、’02年にはチャリティーコンサート「日本のうた」を開催し、収益金の全額をユニセフに寄付した。’03年には、ベルリオーズの大曲「テ・デウム」に取り組み、翌 ’04年には、イギリスの作曲家ディーリアスの「海流」本邦初演を行い、これが本国で高く評価されてイギリスの「ディーリアス基金」から助成認定を受けた。また、昨年は創立25周年記念公演として、ヴェルディの大曲「レクイエム」に取り組み好評を博した。 OSCが毎年質の高いコンサートを提供していることは公的にも認められて、’88年に大阪府から《地域文化事業奨励金》の交付を受けた。日本芸術文化振興会からは《芸術文化振興基金助成事業》の認定を、各演奏会でほぼ毎回受けている。 |
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