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KCM Concert Series at Osaka Club No.52

大正時代の洋館建築で味わうヨーロッパ音楽の粋!

荘村 清志(ギター)“アルハンブラの想い出”
   
  ギター:荘村 清志  


◆バリオス:マドリガル(ガボット)
      最後のトレモロ
      郷愁のショーロ
◆ラインハルト(ディアンス編):ヌアージュ(雲)
◆ディアンス:20通の手紙 より
◆イルマール:バーデン・ジャズ組曲
◆賢王アルフォンス:聖母マリア
◆スペイン民謡:愛のロマンス(映画『禁じられた遊び』より)
◆タルレガ:アルハンブラの想い出
◆グラナドス:アンダルーサ (スペイン舞曲集 op.37-5)
◆アルベニス:グラナダ、セビリア




2010年 12/20(月)19:00開演(18:30開場)
会場:大阪倶楽部4階ホール 1924年(大正十三年)落成 国 登録有形文化財
※大阪倶楽部は本来、会員制社交倶楽部につき、公演当日18:30以前のご入館はお断り致します。


 入場料金(自由席・税込)

●当日一般券:¥5,500
●前売一般券:¥4,500
早期購入券:¥3,0007/27(火) 11/27(土) 迄、コジマ・コンサートにて限定数取扱
前売シニア券(65歳以上)・前売学生券:¥3,000(コジマ・コンサートにて限定枚数取扱)

※前売シニア券・前売学生券に関しては、公演当日に身分証明書のご提示をお願いする場合がございます。
※前売券の販売枚数が会場定員に達した場合は、当日券の販売はございません。
※未就学児のご入場はご遠慮願います。
※やむを得ない事情により、演奏曲目等が変更となる場合でも、 公演中止以外での入場料払戻は
 致しませんのであらかじめご了承願います。


●後援:毎日新聞社

 
 発売開始日
7/27(火) 一般発売開始  
 チケットお申し込み
インターネット予約 (イープラス)
※ご予約後、お近くのファミリーマート・
セブン-イレブンでチケットが受け取れます
  電話予約
方法
 
※公演日直前のお申し込みは、コジマ・コンサートでの電話予約のみの受付となります。
       
 プロフィール


荘村 清志(ギター)
 実力、人気ともに日本を代表するギター奏者として2009年デビュー40周年を迎えた荘村清志は、ますます充実した活動を展開している。
 2008年にはスペインでビルバオ交響楽団と初めて共演。定期演奏会に出演するとともに、荘村にとっては初の《アランフェス協奏曲》録音を実現、09年5月にリリースされたCDは早くも名盤の呼び声が高い。同年7月にはビルバオ交響楽団との日本ツアーを大盛況のうちに終えている。2007年にはNHK教育テレビ「趣味悠々」に講師として登場し、改めて日本ギター界の第一人者として強く印象づけた。
 9歳からギターを始め、父・荘村正人と、後に小原安正に師事する。1963年、来日した巨匠ナルシソ・イエペスの歓迎演奏会で氏に認められ、翌年スペインに渡りイエペスに師事。同時期にスペインに滞在していた岩崎洋に音楽理論も学ぶ。1967年イタリア各地で18回、翌1968年にはミラノなど22都市でリサイタルを開き、各地で好評を博す。帰国後、1969年の日本デビュー・リサイタルで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得る。1971年にイタリアで開かれた世界青少年協会国際フェスティヴァルに日本代表ギタリストとして参加し、この成功により北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を確実なものにする。
 1974年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍、日本全国にその名と実力が知られることになった。1977年と1980年に再びスペインに渡り、イエペスのもとでさらに研鑚を積み、ヨーロッパ各地でコンサート活動を行なう。以後、リサイタルや、日本の主要オーケストラとの共演で活躍を続けている。
 ソロ活動に加えて、フルート、ピアノ、ヴァイオリン、チェロや声楽などとの共演にも積極的に取り組み、ギターの魅力をさまざまな形で伝えている。1999年にはベルギーからマルク・グローウェルス(フルート)を迎えて、リサイタル「荘村清志 ピアソラを弾く」を開催し、2001年にはグローウェルスと、さらにインマ・ゴンザレス(カスタネット)をゲストに全国ツアーを行なった。2004年には女優の岸田今日子とのコラボレーションによる企画、《ギターと朗読の庭》のツアーを行い、カステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロとわたし」をメインにした内容が好評を博した。 2008年にはミラノ弦楽合奏団の日本ツアーにソリストとして参加、円熟した演奏を聴かせた。
 現代のギター作品を意欲的に取り上げるだけでなく、日本人作曲家に多数の作品を委嘱、初演するなど、ギターのレパートリー拡大にも大きく貢献している。特に、武満徹との交流は深く、1974年に「フォリオス」、1993年に「エキノクス」(1994年初演)を委嘱し、ギタリストの貴重なレパートリーとなったほか、荘村のために編曲された「ギターのための12の歌」を1977年に初演・録音、「森のなかで」は1996年に全曲初演している。1999年夏にはサイトウ・キネン・フェスティバル松本に招かれ、「武満 徹メモリアルコンサートIV」で「エキノクス」を演奏している。2005年にはCD《郷愁のショーロ》をリリース、アコーディオンのシュテファン・フッソングをゲストに、猿谷紀郎の委嘱新曲と新アレンジを含む意欲的なアルバムで、東京や大阪で記念コンサートも開催された。
 レコーディングも積極的に行ない、EMIミュージック・ジャパンから数々のCDを発売して高い評価を得ている。
現在、東京音楽大学客員教授。

【主要CD】(EMIミュージック・ジャパン)
《アランフェス協奏曲》TOCE-56232
《愛のロマンス》TOCE-55939・40
《郷愁のショーロ》TOCE-55771
《荘村清志2002 アルハンブラの想い出》TOCE-55466
《天使のミロンガ》TOCE-55076
《「森のなかで」荘村清志/武満 徹へのオマージュ》TOCE-9463
《タルレガ:グラン・ホタ/武満 徹:エキノクス》TOCE-8369
《カタロニア郷愁〜鳥の歌》TOCE-7724


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