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木下 美穂子(ソプラノ) Mihoko Kinoshita

 鹿児島県出身。大分県立芸術短期大学卒業。武蔵野音楽大学卒業。同大学院修了。二期会オペラスタジオ修了。
  2001年第70回日本音楽コンクール声楽部門1位・松下賞、第37回日伊声楽コンコルソ1位、第32回イタリア声楽コンコルソ・シエナ大賞を相次いで受賞、国内三大声楽コンクールの三冠王を制覇。
 02年第20回サンタ・マルゲリータ市国際声楽コンクール1位、第1回ベヴァーニャ市国際声楽コンクール第1位、R.ザンドナーイ国際声楽コンクール2位、05年ヴェルディの声国際声楽コンクール2位、07年リチーア・アルバネーゼ プッチーニコンクール1位など、受賞歴多数。05年度新日鉄音楽賞「フレッシュアーティスト」賞受賞。06年第16回出光音楽賞受賞。
 02年5月小澤征爾指揮『ドン・ジョヴァンニ』(演奏会形式)でドンナ・エルヴィラ、同6月広上淳一指揮同オペラハイライト公演でも同役で出演、好評を博す。『蝶々夫人』タイトル・ロールの優れた演唱は内外で絶賛され同年、イタリア・サンタマルゲリータ、ベオグラード国立歌劇場、東京二期会公演、ソフィア野外オペラフェスティバル等にも出演、繊細かつドラマティックな表現が高く評価されている。またレナータ・スコットに認められ、彼女のマスタークラス(ニューヨーク)に招聘される。05年彩の国ヴェルディ・プロジェクト『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ、05年東京二期会オペラ劇場『椿姫』ヴィオレッタと相次いでヴェルディのヒロインを演じて絶賛された。05年10月にはローリン・マゼールとトスカニーニ・フィル日本公演で共演。その他にも東京二期会『ボエーム』ミミ、『仮面舞踏会』アメーリアなど成功を収めている。2007年ローマより拠点をNYへ移し、ワシントン州のING パフォーミングアーツセンター(2700席)にて、ヴェルディ「レクイエム」」でアメリカデビュー。NHKニューイヤーオペラコンサートや2008年1月、サントリーホール「成人の日コンサート」『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・エルヴィーラ役でも聴衆を魅了。1月16日よりロンドンで、ショルティ・ファンデーション主催「ショルティ没10年アニバーサリーコンサート」に出演、蝶々夫人の他、ノルマとアダルジーザのデュエットを演奏。08年5月17日にはアメリカ・メリーランド州ボルチモア・オペラの『蝶々夫人』に出演し、満場総立ちの喝采を浴びた(共演者=ピンカートンJose Luis Duval、シャープレスJohn Packard。指揮はStephen Mould)。
 二期会会員 アメリカ在住


渡辺 敦子(メゾソプラノ) Atsuko Watanabe

 艶のある豊かな響きと美声で注目を集めている、次代を担う逸材。同志社女子大学、同大学特別専修生修了。関西二期会オペラスタジオ第30期、新国立劇場オペラ研修所第2期修了。第33回なにわ芸術祭新人賞受賞。第3回長久手オペラ声楽コンクール第2位。文化庁派遣芸術家在外研修員としてボローニャ留学。ロッシーニオペラフェスティバル(ペーザロ)のアカデミアロッシニアーナ2003に参加して研鑽を積む。アカデミアフィラルモニカ・ディ・ボローニャの声楽ディプロマを日本人初取得。オペラでは『リゴレット』ジョヴァンナでデビュー。以降も『メリー・ウィドー』オルガ、『カルメン』タイトルロール、メルセデス、『友人フリッツ』ベッペ、『魔笛』侍女III、『椿姫』アンニーナ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』ルチアなど関西二期会、新国立劇場、日生劇場などで活躍。最近では06年東京二期会『フィガロの結婚』マルチェリーナ、07年兵庫県立芸術文化センター『魔笛』侍女IIIに出演した。コンサートでも「第九」をはじめ「ロ短調ミサ」、「メサイア」、「レクイエム」などの宗教曲のソリストとして、日本フィル、東京フィルなどのオーケストラと共演している。二期会会員。


竹田 昌弘(テノール) Masahiro Takeda

  京都大学卒業、同大学院修了。オペラは『ナクソス島のアリアドネ』のバッカス役で華々しくデビューし好評を得た。その後『蝶々夫人』ピンカートン、『ランメルモールのルチア』エドガルド、『椿姫』アルフレード、『ノルマ』ポリオーネ等に出演。2000年には『パルジファル』(関西初演)、05年には日生劇場にて同役を歌いいずれも好評を得た。07年10月に関西二期会公演、2008年1月には新国立劇場で『ナクソス島のアリアドネ』でバッカスに出演。またベートーヴェンの「第九」をはじめ「大地の歌」「森の歌」「ロ短調ミサ」「四季」「グロリアミサ」「レクイエム」等の宗教曲のソリストとして多数出演する。近年例のないヘルデンテノールとして話題を集め、豊かな声量と磨かれた表現力で観客を魅了し、今後の活躍に熱い期待が寄せられている。97年第10回和歌山音楽コンクール第1位、並びに市長賞受賞。また第7回日本クラシック音楽コンクール審査員特別賞受賞。98年第34回日伊声楽コンコルソ入選。関西二期会会員。


三原 剛(バリトン)Tsuyoshi Mihara

 大阪芸術大学卒業。卒業時に、演奏学科長賞受賞。1991年第22回日伊声楽コンコルソ金賞受賞。1992年第61回日本音楽コンクール第1位、同時に増沢賞、福沢賞、木下賞、松下賞を受賞。翌93年には、第4回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、後に五島記念文化財団奨学生としてドイツのケルンに留学する。
 ドイツでは、ベルリン、ライプツィヒでバッハのカンタータ演奏会に出演、ベルリナー・ポスト紙上にて絶賛される。また1995年には、ドイツ・ハーゲン歌劇場でヴェルディ《トロヴァトーレ》のルーナ伯爵役を演じ大成功を収める。
国内でも、リリング指揮《ヨハネ受難曲》、ヴィンシャーマン指揮《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》をはじめ、バッハ、ヘンデルなど、バロック期の宗教音楽を中心に多数の演奏会に出演。さらに、国内主要オーケストラとの協演で、モーツァルト、ハイドン、ベートーヴェン、ブラームス、フォーレ、ヴェルディ、プッチーニ、マーラー、オルフ、ニールセンなどを歌い、古典派、ロマン派、近代・現代作品へと着実にそのレパートリーを拡げている。
 オペラ公演にも意欲的に出演を果たしており、日生劇場「魔笛」(弁者)、「蝶々夫人」(シャープレス)、「フィガロの結婚」(伯爵)、などで好評を博している。2001年には、びわ湖ホールオペラ「アッティラ」においてエツィオ役で出演。朗々たる声のみならず、その役者ぶりでも注目を集めた。
 歌曲の分野でも確実な成長を続けており、「稀にみる逸材」「力に満ちた美声の大器」「大型バリトンの登場」などこれまでの演奏に対して各紙から絶賛を博している。2005年11月大阪いずみホールでのリサイタル「ハイネと白秋の世界」では、大阪文化祭賞を受賞した。
 他に、第9回新・波の会日本歌曲コンクール第1位及び四家文子特別賞(1992年)、第7回グローバル東敦子賞(1993年)などを受賞。
NHK「名曲アルバム」はじめ、ラジオ、テレビでも活躍。2002年には、NHKニューイヤーオペラにも初出演を果たした。
「木下牧子歌曲集」「アルブレヒト/読響 第九」「「秋山/東響 ヤコブの梯子」などのCDに加え、DVD「朝比奈/大フィル 第九」にも参加している。
 バリトノ・カヴァリエーレ(騎士的バリトン)と評される豊かで気品にあふれる声の持ち主であり、今後の飛躍が大いに期待される。


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