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2009年 ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年 アルメレ国際室内楽コンクール、
2012年 ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、
2014年 大阪国際室内楽コンクール 優勝!
アルカディア・クァルテット
Arcadia Quartet
   

アナ・トローク(ヴァイオリン)/レスヴァン・ドゥミトル(ヴァイオリン)
トライアン・ボアラ(ヴィオラ)/ツォルト・トローク(チェロ)


「このルーマニアのカルテットはヤナーチェクの音楽中の感情の爆発の数々を
魂のこもった演奏で乗りきっていく。 … 官能的なエクスタシー、異性への夢中な思い、
存在の不安などが容赦なくぶつかり合う。そのどれもが胸に突き刺さる」
マルクス・シュテーブラー 独FonoForum 2014年4月

「その演奏はそれだけの強さを持つ。 … 結果として、
不安をかきたてるこの音楽の核心を貫いて、五感に襲いかかってくる。」
英フィナンシャル・タイムズ紙 2013年9月


2014年の大阪国際室内楽コンクール、2012年のウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2009年ハンブルク国際室内楽コンクールで優勝したアルカディア・クヮルテットは、同世代で最もエキサイティングな弦楽四重奏団のひとつとしての地位を急速に固めている。
2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの学生により結成されたこのカルテットはこれまでに世界中で演奏を行っている。ブダペスト・スプリング・フェスティヴァル、ジョルジェ・エネスク・フェスティヴァル(ハイデルベルク)、パリ国際芸術都市、フランクフルト・アルテ・オーパ、モントリオールのポラック・ホール、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィグモア・ホール、ポーランドのQ'arto Mondi Festival、パリのサル・ガヴォー、テルアビブ、ポルトガル、メクレンブルク・フォアポメルン・フェスティヴァル、メトラッハ室内楽週間、オランダのザイスト・ミュージック・デイズ、更にはイギリス各地や北京など。2014/2015シーズンには日本国内で12回のコンサートを行ったツァーのほか、ウィグモア・ホール、ウィーンのムジークフェライン、オールドバラ音楽祭、ベルリンのコンツェルトハウス、北ノーフォーク音楽祭、エネスク・フェスティヴァル、マドリードなど欧州各地でコンサートを行った。2015年3月にはウィグモア・ホールでのコンサートが放送されて英国BBC Radio3チャンネルへのデビューを果たす。また同年4月にはブカレストのナショナル・アート・センターTinerimea Romana の名誉ある〈カルテット・イン・レジデンス〉として招かれ、そこで年間6回に及ぶコンサートを行いルーマニア放送により放送された。
2015/2016シーズンには英国を再訪し、スコットランドを含む各地で14回のコンサートを行うツァーを実施。更に、ラインヘッセン音楽祭、グラフェネッグ音楽祭、サンクトペテルブルクのシルヴァー・ライア・フェスティヴァル、プラハのユーロアーツ・フェスティヴァル、更にはドイツ、トランシルヴァニア、ルーマニアでのコンサートなど欧州各地で演奏を行う。2017年にはヴェニス、ボローニャ、イスタンブールでデビューのほか、ドイツ、ルーマニア、ポルトガル、スペイン、英国などでコンサートの予定。英国での演奏会はウィグモア・ホール、マンチェスターの王立ノーザン音楽大学などだが、王立ノーザン音楽大学ではBBC Radio3によるコンサート録音が予定されている。

アルカディア・クァルテットのCDデビューは、2009年にFontenay Classics からメンデルスゾーンとブラームスの作品がリリースされたもので、批評家から絶賛されている。
「彼らの親密な演奏」 「ひときわ優れてよく響く音」
「聴き手に深い印象を残すパワフルな表現力」
独アンサンブル・マガジン誌

ヤナーチェクの弦楽四重奏曲第1番と第2番はオーキッド・クラシックスから2013年10月にリリースされている。
「心を射抜くすばらしさ」
「両作品ともこの優れた若きルーマニアのカルテットにより焼けつくような激しさで演奏されている」

英サンデー・タイムズ紙

「とがった表現主義の雰囲気を創り出しており、その暴力的なスウィングとアクセントのつけられた半音階において、衝撃的なほどダイレクトでドラマティックである。まるでオペラのように、或いは悪夢のように」
「その結果として、不安をかきたてるこの音楽の核心を貫いて、五感に襲いかかってくる」

英フィナンシャル・タイムズ紙


2017年8月にはChandos Records でバルトークの弦楽四重奏の全曲録音をスタートし、2018年後半のリリースを目指す。
(2017年9月まで有効)


アナ・トローク、ヴァイオリン(1984年バヤ・マレ生まれ)
4歳で故郷の町でヴァイオリンを始める。1996年からトゥルグ・ムレシュのハイスクールに通い、修了後ゲオルゲ・ディマ音楽アカデミー(クルジュ=ナポカ)に進み、ヴィクトリア・ニコラエ教授の下、マスター・コースで学ぶ。2008年からルーマニアで最も名高いシンフォニー・オーケストラのひとつであるトランシルヴァニア国立フィルハーモニー管弦楽団(クルジュ=ナポカ)で第1コンサート・マスターを、ルーマニア・ナショナル・ユース・オーケストラでコンサート・マスターを務める。
室内楽、及びソロ演奏での数多くの受賞歴が際立つ。2001年Jeunesses Musicales Bucharest、2003年シギスムント・トゥドゥツァ・コンクール(クルジュ=ナポカ)、ルーマニア・モーツァルト・ソサエティ(クルジュ=ナポカ)主催の2003年、2004年のコンクールなど。ソリストとしても名声を得ており、トゥルグ・ムレシュ、オラデア、ブラショヴ、クルジュ=ナポカの各フィルハーモニー管弦楽団で客演している。

レスヴァン・ドゥミトル、ヴァイオリン(1984年ブラショヴ生まれ)
5歳の時からヴァイオリンに打ち込み、ブラショヴ芸術学校でマリア・ミレアヌ教授に、後にゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーでヴィクトリア・ニコラエ教授のクラスで学ぶ。クルジュ=ナポカのルーマニア国立オペラ・オーケストラの第1コンサート・マスターを2007年から2011年まで務める。また2008年から2010年までルーマニア・ナショナル・ユース・オーケストラの第2ヴァイオリンの首席奏者を務めた。現在はトランシルヴァニア国立フィルハーモニー管弦楽団(クルジュ=ナポカ)の第2ヴァイオリン首席の任にあり、ゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーでヴァイオリンと室内楽を教えている。内外の数々の賞を受賞しており、2006年モントリオール国際音楽コンクールではセミファイナリスト。
ドゥミトルはリサイタルでもルーマニア内外(ドイツ、オーストリア、スイス、オランダ)で活躍している。またソリストとして、多くのルーマニアのオーケストラと共演している。ブラショヴ・フィル、トランシルヴァニア国立フィル、ルーマニア放送室内管弦楽団など。またバロック音楽のアンサンブルとの共演によってバロックの演奏スタイルへの関心を高めることにも寄与している。
2005年にコンサート参加後、スイスの財団Musique et Vieより終生貸与を受けて、Leon Fischesserのヴァイオリンを使用している。

トライアン・ボアラ、ヴィオラ(1978年コンスタンツァ生まれ)
故郷の町の芸術学校でまずヴァイオリンを、次いでヴィオラを学ぶ。ブラショヴのトランシルヴァニア大学の音楽部門でLeona Varvarichi教授の下で高等教育をスタートし、更にクルジュ=ナポカのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーでSorin Gherbanovschi教授の下、修士課程に学ぶ。数々のコンクールで受賞しており、コンスタンツァのモーツァルト・コンクールと、トゥルチャのジョルジェ・ジョルジェスク・コンクールで第1位を獲得。2001年から2003年にかけて、ブラショヴのクロノス・カルテット(注:米国のクロノス・クァルテットとは別団体)の一員として活動し、ルーマニア内外でコンサートを行った他、クルジュのルーマニア・モーツァルト・ソサエティ主催のコンクールで第1位を獲得している。ベオグラードのSt. George室内管弦楽団、ブカレストのジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団などのオーケストラでも弾いていた。現在はクルジュ=ナポカのトランシルヴァニア・フィルのメンバーである。

ツォルト・トローク、チェロ(1984年クルジュ=ナポカ生まれ)
チェリスト揃いの家族の末っ子として6歳でチェロを始める。クルジュ=ナポカのシギスムント・トゥドゥツァ音楽ハイスクールを卒業すると、ゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーでVasile Jucan教授(トランシルヴァニアン・カルテットのメンバー)の下で学び、学士及び修士学位取得。
国内外のコンクールで数々の受賞歴。2003年ハンガリーのダーヴィト・ポッパー国際チェロ・コンクールで審査員特別賞を、2005年シギスムント・トゥドゥツァ・コンクールで第2位と人気賞を獲得。2005年からトランシルヴァニア・フィルのメンバーであり、またソリストとしてもサトゥ・マーレ、シビウ、オラデア、クルジュ=ナポカ、ブラショヴの各フィルハーモニー管弦楽団と共演している。

(2017年6月現在) 

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